神戸から帰った。
博物館でのチューリッヒ美術館展は観たことのない作品ばかりだったがインパクトのある
目玉作品がなくて比較的すいていた。私は残念なことに抽象画はよくわからないので
そのあたりはするっと観ただけである。それでもシャガールとかモネとかはじっくり鑑賞
した。日本にいてこのような作品に出合えるのはやはり平和だからである。
アメリカでメトロポリタン、ボストン、シカゴの美術館を観たときは感動の連続であった。床
に座り込んでそれらの絵画を模写している若者たちが多くいたけれど、日本では許されない。
神戸の旧居留地15番館は案の定混んでいて1時間待ちということだったので今回はあきらめ
て近くのホテルのレストランで昼食をとった。神戸はいつ行っても懐かしい気がする。