留守電を聴く

2016-03-12 13:29:30 | 日々思うこと

夜10時過ぎ。電話が呼んでいる。出ない。切れた。また鳴る、3回目。子機は遠くの

部屋に置いてある。今夜は出ないと決めた。

翌朝、留守電を聞く。

 安倍氏がすべて自分の業績だと誇り、前の政権ではできなかった と言った。

 近頃老人に厳しい政治で、介護保険制度もなかなか使えなくなる

 あなたはこんな話関心ないと思うけれど、近藤真彦が・・・・                

                      最後に 何か楽しい話題ない?

聞きづらい声でグチグチしゃべっている。

元同僚だった年上の女性。寂しいのは分かるけれど、なるべくは聞くけれど・・・

「そんなことをこんなところで愚痴っていても仕方がない、もう遅いからお休み」

「俳優や歌手のことにあまり関心ないの」つれないけれど、長くなるとそう言って切る。

*********

昨日は何も書けなかった。

東日本大震災の映像を見て、大切な人を喪ったたくさんの人たちの哀しみが胸に

迫った所為か、前日お墓で喪失感を改めて感じたためか。

自分の綴るブログも書き始めた動機からして、ひっきりなしに電話してくる彼女と

同じではないのかと空しく、自己嫌悪に陥った。

無為で、非生産的な暮らしの日々。

「何か楽しい話題ない?」・・・他人に求めないで本来自分で見つけなきゃ。

見つけられるか、どうすれば・・・・・いい?

コメント (4)
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