祖母心・・・根尾選手の愛読書を

2018-11-06 20:48:27 | 日々思うこと

大阪桐蔭高校の根尾選手が愛読しているという本を名古屋の

三省堂が売り出したそうだ。レジ近くの目立つ場所に平積みで。

中日ドラゴンズに入団が決まった翌日には並べたという。

「思考の生理学」(外山滋比古)、「論語と算盤」(渋沢栄一)、

「嫌われる勇気」、「リーダーの禅語」等々。

失礼ながら外山滋比古氏がお元気で今もご活躍とは知らなかった。

おめでたいことである。若いころ、ずいぶん読んだものだ。

「知的生活習慣」「知的創造のヒント」「日本語の論理」「日本語の作法」

など沢山のご著書がある。

TVによると三省堂の商魂は大当たりでよく売れているようだ。

それにしても思わず笑ったのは、「孫が野球をしているので読ませたい」

と購入していった女性。

祖母心はよく分かるけれど、読書は何かの(この場合、根尾選手)

きっかけで好きになることもあるが、根尾選手が愛読していたからと

いって急にその本を読んで読書家になることも、まして野球がうまく

なることもほぼないであろう。

・・・・が、来年からの甲子園は根尾選手のような優れた野球少年で

あふれかえるかもしれない。

親(祖母)心は温かくて、そしてちょっぴり切ない。

余りにも騒がれて根尾少年がつぶれませんように!

しっかりしているということだから安心だけれど。

コメント (2)
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