クロカネの道=高輪築堤

2022-06-21 15:25:29 | 日々思うこと

今朝の新聞で埋蔵文化財の保護のために

国が「史跡相当」とリスト化することに

なったと載っていた。

今回の埋蔵文化財保護のありかたの

見直しは明治時代の鉄道開業時の遺構

「高輪築堤」の保存問題がきっかけ

である。

JR東日本の再開発区域で見つかり貴重な遺跡

が失われそうになり、一部が現地保存となり、

昨年国史跡に指定された。

 

わたくしは一昨年12月中旬から昨年3月まで

3か月半大腿骨骨折で入院生活を送った。

その間江上剛氏の作品をたくさん読んだ。

その中に「クロカネの道 鉄道の父

井上勝」があった。

明治5年品川ー横浜で仮営業開始。

その後新橋ー横浜が正式開業したが

その時東京湾の海のなかに土砂をもって

線路が敷かれた。

の遺構が「高輪築堤」である。

退院してすぐにJR高輪ゲートウェイ駅近くの

再開発地区で発見され、この地域には

高層ビルが建設される予定だったのを

考古学会が現状保存を求め、JR東日本が

一部保存を決定した。

「クロカネの道」」を読んで間がなかった

のでとても印象深かった。

 

江上剛氏を知ったのは」1997年高杉良

「金融腐蝕列島」を読んだからである。

一勧の総会屋利益供与事件の広報部次長

として収拾に尽力したのが江上剛(本名

小畠晴喜)氏で、この作品のモデルである。

その後、銀行をやめて作家になり、

いろいろな作品を書いた。

*ラストチャンス 参謀のホテル

*我弁明せず

*成り上がり金融王 安田善次郎

*怪物商人 大倉喜八郎伝

*トロイの木馬

入院中読んだ作品の一部。

「百年先が見えた経営者大原総一郎伝」

は少し前に読んでひさしぶりに倉敷に

行きたいと思っていた。

美術館隣の国際ホテルの改築がなった

ということで3度目の訪問を楽しみに

していたけれどコロナ禍が起きて

先延ばしになっている。

 

 

 

 

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