NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

うぅぅぅぅん~、涙よ枯れて~

2010年10月25日 17時00分02秒 | Weblog
「戸口さ~ん、どうしたら良いでしょう?」
「子供を産んだと思われる母猫を捕獲してしまったのです、放した方が・・・・・」

いつも私は言います
「今の仔猫を見捨てて母猫を不妊する方がこれからどんどん不幸な仔猫が産まれる事を考えたら眼をつぶって下さい」
「1度捕獲器に入ったらもう2度と入らないですよ~」

毎年、仔猫を死なせてしまいます。
私もまた昨夜の捕獲がまさに母猫でした
いつもアドバイスしている事が私の身にも降り掛かります
その度に涙が枯れて欲しい!!
捕獲した母猫にひたすら
「ごめんね~ごめんね~、許して!!」

放したらもう2度と捕獲出来ません
過去に放して2年も捕獲出来なかった母猫がいました
その間に何度も出産してしまったのです
母猫の身体はボロボロになって5歳くらいまでの命となります

捕獲した猫は母猫であった場合
放してしまいたい気持は重々わかります
仔猫は死んでしまうのですから

でも・・・・・
たとえ放して、3匹の仔猫が生きていたとして
また野良猫が3匹増えるのです
そしてその3匹がまた仔猫を産むの繰り返し
その間にどんどん猫風邪や野良猫として不幸になっていきます

今、我慢です
自分に言い聞かせています
メス猫の定め!!
今の仔猫の供養は母猫を幸せにする事!!