NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

アサリちゃん

2017年01月04日 11時23分10秒 | Weblog
アサリを知ってる方が
ほとんどいないほど
本当に影の薄い猫
ニケもそうでした



捕獲して個室に保護
威嚇三昧にひどい抵抗
それでも鼻がクシュクシュしていたので
強硬に一度投薬
この時に口臭を嗅ぎましたが
口腔内に問題はありません

猫コタツの中で全く動こうとしない
困った
これ以上の投薬は無理

2日間の様子を見る事に
飲まず食わずと思いきや
オシッコだけはしていました

見て居ないところで動いている
コタツの中を覗くと
鼻が治っていました

3日目
少しウェットが無くなっている
これはいける

4日目
ウェットが半分無くなって
ドライフードも食べていました

この日から私に鳴き声を上げるように
仕方ない、ドアをオープン

亡くなったニケを探しているのでしょうか
『ニケはどこに行ったの?』と
言っているかのように
私に向かって鳴き声
そんな事今までした事ない
私に向かって鳴き声を出すなんて

たまらなく涙が出て来た

ニケとだけ仲良しでした
寝るのもいつも一緒
ニケがアサリの体重の半分になって
それでも寄り添って寝ていたのです

ニケが最後に2階に良くご飯の催促に
来ていました
いつも1階が寝床だったのに
今はアサリも2階にいます

探しているのでしょうか
少しずつご飯も食べるようになり
落ち着いてきた様子

500匹以上の猫の死
色んな状態で亡くなって行きます
ニケとアサリは
唯一、武蔵村山から連れて来た猫

あれからたくさんの猫が
シェルター猫となっています
秩父シェルター移転当初から
一緒だった2匹

ここまで亡くなった猫を思う気持ちに
接した事がありませんでした
他にもたくさん居るので
それぞれがまた別の猫と仲良しだったり
思いを引きずる事がないのです

今まで病気一つなかったアサリ
アサリにとってニケが居なくなった事ほど
病気に匹敵するほどの辛さだったのでしょう

これからはアサリとの距離を縮めよう
多頭飼いの勧めは
人間だけでなく
猫にとってもペットレスになる事を
知らされました

出来る事なら
3匹が理想なのかもしれません