過去へ戻るマジックを幾度か実演し最後は遠い過去へ飛び去ったた手品師とそれを再現しようとした娘の話・・・魔術師
死の間儀間輪で自分の財産をきっちり現金化して相続しやすくしていた父が唯一そのままにしていたのはある馬の「馬主権」だった・・・ひとすじの光
未来は変えられないが過去は帰られる?過去は個人に依属するから??王の最後に対峙した時の扉の番人とは・・・時の扉
嫌いだった父が遺した遺品の中から出てきたカセットテープ。入っていたのはオーソドックスな、なんてことない曲のはずが再生したら泣いてしまった・・・ムジカ・ムンダーナ
流行を追う事は美しくないという風潮、みなが無個性の生き方をしている。そのあおりついに廃刊となった流行紙の編集者だった桃山は解散した最後の暴走族のリーダから譲り受けた特攻服をまといある場所へ向かった・・・最後の不良
ソ連/モスクワでのCIAとKGBの綱引き、偶然過去と通死ぬする技術を発見をしたロシアのエンジニア、そしてかつてのエンゲルの運命を左右したものは・・・嘘と正典
そんな6編の過去とつながる主にSFな短編集。
連作ではなく、それぞれの世界観も違うんですがなんとなく一体感があるのは作風にもよるのか?短編集は苦手な事も多いのですが、楽しめました。そして均一に面白かった様な・・・
面白かったです。
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