「親愛なる怪盗たちに告ぐ」 山口 幸三郎

祖父の残した形見と借金・・・パンの耳を愛し、上下赤ジャージの女子＝赤石満は大学一年生。ある時祖父の形見の蝶のブローチを、大学の王子扱いの美少年＝黒森零士にすり替えられてしまう。学校の噂、怪盗「白峰界人」に頼むと物を盗み出してくれると。そんなものにもすがった満は、白峰界人にたどり着いたが、それは零士だった？？？　白峰界人は一人ではなく怪盗団でそのリーダが零士らしい。そして彼らは子供の頃誘拐された友人＝本物の「白峰界人」を探し出すために怪盗をしていると・・・そして白峰界人は満の「お兄ちゃん」でもあった・・・そして満は白峰界人の一因になって・・・そんなお話？うむ、なんかややこしい(笑)

 

かなり楽しく読めました。でも何というか事件交えての登場人物紹介的な感じだったので、続くとより面白くなりそうな・・・色々回収しなければいけない謎がてんこ盛りだし。続編は売れ行き次第？？　期待してます。

 

面白かったです。