今回のは・・・CD音楽単独としてはお勧めしにくいかも知れない・・・要はこのCDは松田優作のドラマあの「探偵物語」のサントラ見たいな物。ぼうっと聴いてると色んなシーンが浮かんできて・・・なんと言うか非常に懐かしい。
探偵物語がやっていたのは花男が小学生の頃。当時他の家庭の事情は違ったみたいだが、子供なんぞにTVのチャンネル権は無かったので、たまになんかの偶然で見れたことはあったが全部は見れなかった。断片的に垣間見た男の世界は笑いもハードボイルドさも、ちょっとしたエロさも非常に刺激的で、主題歌&エンディングテーマも当時小学生だった花男には「ちょっと不良な大人」って言う危険な香りがして凄くカッコいいなあと。その後夕方4時くらいの再放送と学校の休みが重なったりすると結構見れたりして・・・それでも全話を見れるほどタイミングは合わなかった。段々と全貌がわかりつつある探偵物語の中の松田優作、やっぱりカッコよかった。その後十数年前、初めてビデオデッキを買ったときにはレンタルで探偵物語借りて全貌を見る。その時点で放映当時からもう10年以上経っていたが、相変わらずイカシタ男たちが居た。ないても、笑っても、怒っても、わくわくどきどきしても「ハードボイルド」なんだなあ。「探偵物語」はやっぱ男の子向けのドラマだ。でこのCD買ったのも、調度その前後だったかな?
と言うことで、このCDいきなり聴いてもあんまり意味が無いかな(まあそれでも曲とか結構カッコいいけど=服部&松本刑事のテーマなんて結構イカシタJAZZ-FUNKだったりもするし)。音だけ楽しむなら、SHOGUNのオリジナルアルバムが再発になってるはずなのでそっちの方がおいしいと思う。やっぱまずは探偵物語見てから聴いてちょ。
そうそう、Lonley Man、あのエンディングが絵的にもカッコいいんですよね。東京ってカッコいいなあなんて思ったりもして・・・