亡き父が騎手だった白鳥祐揮は競馬学校の騎手課程に入る。同期は個性派ぞろい。能天気でアニメオタクな魁人は祐揮の父の因縁のあった一流騎手。やや粗暴な壮一郎は運動神経抜群。同期にも敬語な和真は乗馬経験者の長身。紅一点?の楓子は性自認が異なるため男女の区別が少ない世界と期待して入って来た。そんな5人がそれぞれの悩みと格闘しながら全寮制の競馬学校での生活を始める・・・って感じですかね。
派手さは無いですが、王道青春小説として読み易く若者の葛藤が描かれてます。なので気持ちよく読めました。売れ行き次第では続編へと続く感じですかね?
面白かったです。もうちょっと引っ掛かりがあったら"非常に"だったかも。
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