ウツギ(空木) 2006年07月24日 | 山野草 函館山の麓で撮影。 林縁や雑木林などに生育する落葉低木。幹の中心が中空になっていることから、空木(うつぎ)と名がつきました。「夏は来ぬ」で♪卯の花の匂う垣根に~♪と歌われているのがウツギの花(卯の花)です。
ニワフジ(庭藤) 2006年07月24日 | 山野草 鮮やかなピンクのこの花も、函館山の麓で見つけました。 山地の川岸に生える小型の落葉低木です。ニワフジは、フジと名前がついていますが、蔓を伸ばすことはありません。フジのような花序は長さ10~20cmになり、紅紫色または白色の蝶形の花を多数付けます。
ホザキナナカマド(穂咲七竈) 2006年07月24日 | 山野草 函館山の麓で見つけた時、ナナカマドに似ているけれど時期が違うなーと不思議に思って撮影しました。調べるとホザキナナカマドでした。 中国原産の落葉低木で北海道と本州北部に分布。 高さ2~3m。葉は羽状複葉で小葉は15~21枚あり、花は新しい枝先に15~25cmの長い円錐花序となってやや横向きに咲き、小さな花を多数集めて泡のように美しい。小花は1cmたらずの5片花で、長い雄しべが花から突き出ていてよく目立つ。これによく似た花にチンシバイ(珍至梅)があり、ニワナナカマドとも呼ばれる中国北部原産種の栽培品である。花が純白で、ホザキナナカマドのように雄しべが花弁より長くならず、花弁の中に収まっていて美しい。