浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2016-08-19 00:33:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ お写真はインドのクシナガラに建立されているお釈迦様の
  涅槃堂にて恩師「長尾弘」先生がお祈りされた時に空中から
  ヒラヒラと舞い落ちた金箔です。
  手の平に乗せてお示しになられているのは恩師ご自身です。
  この涅槃堂を恩師は七~八回ご訪問になられていますが、
  その度毎に金粉・金箔が沢山降ってきます。
   (不思議写真の一枚です)


        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
                 第二 小なる章          
 
                   一、 宝

231、   〔i〕 自身を実在とみなす見解と
          〔ii〕 疑いと
          〔iii〕外面的な戒律・誓いという三つのことがらが少しで存在するならば、
          かれが知見を成就するとともに、それらは捨てられてしまう。
          かれは四つの悪い場所から離れ、また六つの重罪をつくるものとはなり得ない。
          このすぐれた宝が〈つどい〉のうちに存する。
          この真理によって幸せであれ。

232、  またかれが身体によって、ことばによって、またはこころの中で、
          たとい僅かなりとも悪い行為をなすならば、かれはそれを隠すことができない。
          隠すことができないということを、究極の境地を見た人は説き給うた。
          そのすぐれた宝が〈つどい〉のうちに存する。
          この真理によって幸せであれ。

233、  夏の月の初めの暑さに林の茂みでは枝が花を咲かせたように、
          それに誓うべき、安らぎに赴く妙なる教えを(目覚めた人、ブッダが)説き給うた、
          ―――ためになる最高のことがらのために。
          このすぐれた宝が目覚めた人(ブッダ)のうちに存する。
          この真理によって幸せであれ。


                  ~ 感謝・合掌 ~ 




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