浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2016-08-15 00:19:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ お写真は恩師「長尾弘」先生が浄心庵でご講演をされておられている時、
  恩師のお説きくださっていることが神理であると賛同し、
  この生け花のユリがお写真のように垂直に立って咲きました。

    皆様先刻ご存知のように自然界ではユリは頭(首)を
     下げた状態でしか咲きませんよね。(不思議写真の一枚です)


      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

     
             第一 蛇の章  
         
 
             十二、 聖者

219、  世間をよく理解して、最高の神理を見、
         激流を超え海を渡ったこのような人、束縛を破って、依存することなく、
         煩悩の汚れのない人、―――諸々の賢者は、
         かれを〈聖者〉であると知る。

220、  両者は住所も生活も隔たっていて、等しくない。
         在家は妻を養うが、善く誓戒を守る者(出家者)は
         何ものをもわがものとみなす執着がない。
         在家者は、他のものの生命を害って、節制することがないが、
         聖者は自制していて、常に生命ある者を守る。

221、  譬えば青頸の孔雀が、空を飛ぶときには、
          どうしても白鳥の速さに及ばないように、
          在家者は、世に遠ざかって林の中で瞑想する聖者・修行者に及ばない。

〈蛇の章〉第一おわる
まとめの句
蛇とダニヤと〔犀の〕角と耕す人と、チュンダと破滅と賤しい人と、
慈しみを修めることと雪山に住む者とアーラヴァカと、勝利とまた聖者と、―――
これらの十二の経が「蛇の章」といわれる。


               ~ 感謝・合掌 ~




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする