※ お写真は恩師「長尾弘」先生が浄心庵でご講演をされておられている時、
恩師のお説きくださっていることが神理であると賛同し、
この生け花のユリがお写真のように垂直に立って咲きました。
皆様先刻ご存知のように自然界ではユリは頭(首)を
下げた状態でしか咲きませんよね。(不思議写真の一枚です)
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
十二、 聖者
219、 世間をよく理解して、最高の神理を見、
激流を超え海を渡ったこのような人、束縛を破って、依存することなく、
煩悩の汚れのない人、―――諸々の賢者は、
かれを〈聖者〉であると知る。
220、 両者は住所も生活も隔たっていて、等しくない。
在家は妻を養うが、善く誓戒を守る者(出家者)は
何ものをもわがものとみなす執着がない。
在家者は、他のものの生命を害って、節制することがないが、
聖者は自制していて、常に生命ある者を守る。
221、 譬えば青頸の孔雀が、空を飛ぶときには、
どうしても白鳥の速さに及ばないように、
在家者は、世に遠ざかって林の中で瞑想する聖者・修行者に及ばない。
〈蛇の章〉第一おわる
まとめの句
蛇とダニヤと〔犀の〕角と耕す人と、チュンダと破滅と賤しい人と、
慈しみを修めることと雪山に住む者とアーラヴァカと、勝利とまた聖者と、―――
これらの十二の経が「蛇の章」といわれる。
~ 感謝・合掌 ~