~ 恩師のご著書「愚か者の独り言」より ~
講演集 一
先の続き・・・
道中、私は祈りながら行ったのです。
目に見ることはできませんが、
私達を生きさせてくれている大自然の力がありますね。
この自然の力こそが、ほんとうの神様の力です。
お祀りした神様、形のある神様とは全く次元の違う真の神様、
万象万物を生かしていただいている自然の力、その神様に対して、
道中、「どうぞ私の罪をお許し下さい。
私がきちんと戸締りをしていなかった為に、盗む人に罪を犯させました。
家に置いてあったお金、
瓶の中にあった皆さんの尊い愛の塊を持って行った人には、
必ず良い事は起きません。
多くの方の愛の塊、又道場を建てる為の資金、
これも私のふところから出たものであっても、
皆さんの為に使わせていただく尊いお金であり、それを無断で持って行けば、
その人には必ず良い事は起こりません。
ですから、どうぞあの泥棒に罰を当てないようにして下さい、
罪を軽くしてやって下さい」と祈りながらこの丹後にやって来た・・・
と話をさせてもらったのです。