浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

偉大なる光の王に導かれ
我が身は動き口は語らん

「御垂訓」

2020-05-01 00:05:30 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真はイタリアのサンピエトロ大聖堂に安置されているミケランジェロ作
ピエタの原形と思われるものです。


~ 恩師の御著書「愚か者の独り言」より ~

                   講演集 一

            「ご先祖様に語りかける言葉」


ご先祖供養は、まず自分自身が救われて、
自分の幸せな姿を見てもらうこと、
幸せな姿をご先祖様にお供えするのです。
「ほんとうに幸せに暮らさせてもらっています。
お金はたくさんはありませんけど、貧乏はしておりません。
身体もお陰様で健康でございます。
いつも感謝に満たされております」というようにご先祖様の前で
言ってごらんなさい。
ああ安心だと喜んで下さいます。
その上で、ご先祖様にお話しさせてもらうのですね。
「もし、このご仏壇の中に、またお墓の中に思いを残しておられ、
まだ、暗い悲しい苦しい世界におられるご先祖様がおられましたら、
私の話をお聞きになって下さい。

お陰様で私はこんなに幸せです。
しかし暗い世界になぜおられるのでしょう。
あの世においても、この世においてと同様、暗い世界におられるには、
結果となる原因が必ずあるということです。
原因を作ったら必ず結果が現れるのがこの世の定めです。
ですから、もし暗い世界におられましたら、
その原因があった筈でございます。
その原因はこの世に生活された時に、
真に神の子としての道を果たされなかったからです。
心の底から人々に慈悲や愛をお与えになりましたか。
また人にご奉仕なさいましたか。
また自分にとって都合が悪い時、人を恨んだり、腹を立てたり、
愚痴を言ったり、要らない取越し苦労をしたり、よけいな心配やら、
不安、恐怖、貪欲に悩むなどなさいましたでしょう。


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