浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

偉大なる光の王に導かれ
我が身は動き口は語らん

「御垂訓」

2020-06-05 23:59:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師のご著書「講演集」より ~

          講演集 一

   「循環を繰り返して神仏に近づく」


水は太陽の熱エネルギーによって蒸発して天に昇るのですが、
熱作用によって冷たくなれば収縮して固体化し、
やがて凍って固まり重くなって下に降りて来る。
その途中で溶けて雨になるのですが、
下へ降りては上昇して、又下へ降りて来ます。
水も循環しています。
例えばここに池があるとして、その池の水が蒸発して
再びこの池に降りてくるかと言うと、そんなことはなく、
上に昇ってしまえばどこへ飛んで行くか分かりません。
水蒸気は成層圏へ上がってしまえば、
アメリカに雨となって降りるかも分かりません。
反対にヨーロッパに行くかも知れません。

それと同様に私たちも命が終わって、
私達の意識が無事天上の世界に帰りましたら、
今度は自ら望む自分の魂の修行しやすい場所へまた降りて来るのです。
日本人は日本人として生まれ代わるかと言えば、それは違います。
日本の国に代々生まれているから言っても、
それはとんでもないことで、
世界中のあらゆる国に転生輪廻しているのです。
その場所で自分の魂の修行をしているのです。
魂の修行とは何かと言いますと、自分の心の曇り、
自分の持っている悪い癖、欠点を払っていくことです。
やがて循環の繰り返しをして最後に神仏の心に到達していくのですね。
それが私達のこの世に生まれた目的です。



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「御垂訓」

2020-06-05 00:58:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の御著書「講演集」より ~

          講演集 一

     「過去世の自分が分かる」


私は千三百年前にはチベットでラマ僧をしていました。
先日心を開いてくれた人で、当時私の弟子だった人が出てくれて、
その当時の中国の言葉で当時と同じような礼儀でもって
挨拶をされました。
また六百年前にには私はイスラエルで、
イエスの教えを人々に伝えていました。
あの砂漠をロバの背中に食糧やら水やらを大きな皮袋に詰めて、
人々にしっかり教えを伝えながら歩いていました。

また今から四百二十六年前にもやはり、
イスラエルで伝道の仕事をしていましたが、
それはその当時、私の娘だった人が当時の報告をしてくれて、
そうだったことが分かりました。
人間はこのように繰り返し繰り返し生まれ代わって生きています。
ただ私達は実証できないから皆、分からないと言っています。
専門の方でも分からないものを追究しても仕方がないといって
携わらないのですけれども、
心を開きましたら、自分の過去が自然と分かってくるのです。

私はインドの地において、
やはりお釈迦様の教えをいただいた時もありました。
そしてイスラエルでは、あのパウロの妹を、
何回も助けています。
そのような不思議なことが、自分の心に目覚めた時に
分かってくるのです。
しかも他の方から証明してもらえたりもします。
私はあの当時は、こういう仕事をさせてもらっていたのだなあ
ということが分かってきます。
次々と他の方が証明して分からせて下さるので、
自分というものが、どういう者だったかを知ることができます。
これは循環の法則に従っているのです。



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