~ 恩師の「講演集」より ~
講演集、 一
「三位一体の現象」
イエス様は地方を歩いて野原で、又家を借りたり、
馬小屋を借りたりして方々で話をされました。
偉大な方なので霊視がききますから、
妙なものに憑依されている人が話を聞きに入って来るなり
「サタンよ去れ」と厳しく言われるので、
その取り憑いているものが驚いて逃げる際に、
取り憑かれていた人が吹き飛ばされて倒れたりしました。
そこで、取り憑かれていた人は、自分が入って来るなり、
自分に向かって、「サタン(悪魔)」と言われたのか
思い違いをした為に、
イエスは人々から反発を買うことがよくあったのです。
私の場合は、取り憑いているものがあれば、
「どうか私の中に来なさい。
その方に取り憑いていては、あなたは救わないから、
その人から離れて私の中に来なさい」と言って、
私の中に招いてあげるのです。
すると取り憑かれていた方の具合がホット良くなる。
私はそれを受けたままにしておくと
自分が苦しいから、神様にお祈りして、
本当に帰って行かれる世界に連れて行っていただくのです。
その時、相手の方も救われるし、また私も関係がなくなり、
神様が連れて行って下さるのですが、
このことをキリスト教では三位一体と言っています。
これは特定の私にだけしか出来ないのかと言いますと、
そんなことはありません。
自分の心をしっかり持ち、心を調和し、
自分の心を知って悟ったならば誰にでもできます。
こんな私にも三位一体の現象は見せてもらえます。
ただ人間はそれぞれ皆神の子として生まれ、
尊い魂を持っているのに気付かないでいるのです。