恩師のご著書「思いの中に生きる」より
思いの中に生きる
先の続き・・・
じゃあ、もう十センチ程伸びたら、
これは両眼とも見えなくなるところでした。
今、片目見えていますから、恰好が悪いとか、
ちょっと不便だという嘆きですけれど、
両眼とも見えなかったら大変です。
それを一回思ってみなさい。
そして悲しい辛いと思ったら、
どうぞ手を合わせて、
神さまに『ありがとうございました』
と言って感謝しなさい」と最初言ったら、
「こんな悲しいのにどうして感謝しなければ
なりませんか」と泣かれるのです。
それで、「もし両目潰れていたら、
それこそ全面的な失明になってもうどうにも
できません。しかし、
無事にのこった片目だけで
もちゃんと見えます。だから、
『あの時よくこっちの目を助けてくれました。