浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2022-09-15 00:01:42 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

「では、すぐに治してみましょう」と言って、演壇からお祈りしまして、
「どうですか」と聞くと、「治りました」という場面もありました。
私の一番前に七十代半ばの男性で、体格のいいお年寄りが
お見えになっていたのです。
そのおじいちゃんは戦争の時に足を怪我して以来、
足が痛くて曲がらないそうです。
「こんなものでも治していただけるのですか」と質問されました。

「やはり四十何年経っているものがいっぺんに治るというのは、
これは無理と違いますか」と、お答えさせていただきました。
治療の時間になりましたので、
服を着替えに行く時にそのおじいちゃんの足に、
「足の意識よ、しっかりしなさい。
あなたは自分の使命を果たしなさい」と言って、
「どうですか」と聞くと、
四十何年動かなかった足が突然動いたのです。


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「御垂訓」

2022-09-14 00:14:27 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

神様は人間の想像を絶する不思議なことを現わして下さいます。
一時間半を講演に、あと半時間を質疑応答の時間に頂きました。
百六十人ほどお見えいただきましたら、どんどん質問を頂くのですね。
その質問の内容は、みな自分の身体の悪いことばかりです。
やれ私は胃が痛いのです。
私は胃潰瘍です。
私は目が悪いのです。
私は肝臓が悪い・・・
ほんとうはそんなものは正法の学びの質疑応答の中には入らないのですけれど、
初めての場所ですし、お一人お一人にお答えしていました。
「胃潰瘍で、もう切らなくてはいけないと言われています」という質問には、
「いや、それはすぐ治ります」と答えて、「今、痛いですか」と聞きますと、
「痛くて苦しい」と言われます。


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「御垂訓」

2022-09-12 23:57:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

又、目の中に指を突っ込んでかきまぜて治す方など、
いろいろと超能力の先生方が六、七人お見えになっていたそうです。
私が寄せていただくということを聞かれて、
それではどんな人間か見てやろうということでこられたようです。
前日、横浜で或る人から、
「○○先生、××先生はこういう能力を持っておられます」と聞いて、
「私は出来ていないから行くのは嫌だなあ、
そんな偉い先生方の前へ出るのはかなわないなあ、
恥ずかしいから手拭いを一本貸してもらって、
頬かむりして行きたいなあ」と、皆様と笑いながら話しておりました。
一緒にいっていただいたY先生が、
「長尾先生、そんな偉い人ばっかり来ておられたら、
皆ひとまとめにして度肝を抜いてやって下さい」と
言われるのです(笑い)。



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「御垂訓」

2022-09-11 23:59:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

こんなわけで、あちらへ飛びこちらへ飛び、
飛び回らせていただいております。
今日は、そのお土産話をさせていただきたいと思います。
東京へはこちらから総勢十二名で参りました。
私たちは横浜で一泊、翌日東京まで送っていただき、
S先生お世話の会場へ参りました。

世の中には、いろいろと不思議な先生方がおいでになるもので、
或る先生は離れた場所から相手の方に手を動かして身体の悪い所を
取り除くようにされますと、病気が治ったり、ムチ打ちも治るし、
腰痛も、腰の骨の曲がったのも真っ直ぐになって治るということです。
又、水晶といえばすごく堅い石ですが、或る先生は念力で、
手も触れないで、大きな水晶の原石に穴をあけられたそうです。



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「御垂訓」

2022-09-11 00:34:07 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
  恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先月お集まりいただきました後、
東京に招いていただいて横浜、東京に参りました。
東京では約百六十人ぐらいお集まり下さって、
皆さんに大変喜んでいただきました。
昨日と一昨日とは沖縄へ招いていただき、
昨夜九時半にこちらに帰ってきたところです。

沖縄も大変な盛況でございまして、
四日間に亙る「心の研修会」を開いておられて、
お見えになっている方は二百四、五十人でした。
東京でも沖縄でも信じられない奇跡を見せていただきました。
東京ではいろんな超能力の先生方が集まっておられたのですけど、
皆さん、とてもびっくりされました。


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「御垂訓」

2022-09-09 23:58:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「講演集」より


               講演集、 二

        自ら過去世を明かしてはならない

だから、自分の過去は明かさないという重荷を自ら背負うのです。
それよりも今、今生で今のこの一時、一時をいかに
生きさせてもらうか、そしてできることなら、
自ら神の使いであるという証をしたらいいのです。
行いの中に、或いは説法の中に、自分は神の御使い、
私こそ神の御使いであると証明しなくては、
自分の過去を言うばかりであれば、これは通用しません。
行いと、説法、言葉をもって神の人、
神の御使いとしての証しを立てていきたいと思います。
その時、神は願うことなしに、証をされます。
「この者は私の使いである。この者は私の出した御使いである」と
いうことを神様は証明してくださいます。
至るところでその証を立てられます。
望むことはありません。

神は大自然の意識であり、自然のままに現わされます。
どうぞ皆様も神の御使いとして、そして神様の投網を持って、
神様のよい魚を取り上げるようにひとつ努めて下さい。
小さい魚は逃げても構いません。
縁なき衆生は度し難しで、どれほど救いたい、
どれほど幸せになってほしいと私たちが願いましても、
縁のない方を救うことはできません。
ですから、縁ある方、神様の投網にかかる方をどうぞ
神の国に引き上げてさしあげてください。
どうも長い時間、ありがとうございました。


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「御垂訓」

2022-09-09 00:07:56 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より


               講演集、 二

        自ら過去世を明かしてはならない

その人は四国の人ですけど、
「先生ね、昔は油屋をやっていたのだそうな、
何か知らないけどアブラとハムって言うてましたよ・・・」
こうして油屋にされてみたりね。
その場に集まっていた人が「アブラハム、それはキリスト教の
聖書の中に書いてある人だ、
ヘエー先生はそんな人だったのですか」と言っていたそうです。
しかし、そんなものには捉われません。

又そんなものは私に関係ありません。
人は何とでも言います。
しかしたとえ過去は誰であっても、もし今生間違っておれば、
過去を恥ずかしめます。
自分の過去は尊いものです。
その尊い過去世をなぜ明かしてはならないかというと、
それは肉体を頂いておれば、つい過ちを犯すからです。
そして尊い過去を傷付けます。



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「御垂訓」

2022-09-08 00:03:36 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      恩師のご著書「講演集」より


               講演集、 二

        自ら過去世を明かしてはならない

又、ある所に行きますと、私の目からパァ―ッと光が射したのです。
光を入れた方は「何とも言えないきれいな光が見えた、あれはE・Tだ」
と言います。
それで「E・Tって何ですか」と聞くと、宇宙人だそうです。
いろいろとあだ名をつけて下さいます。

中には魔法使いだとか日本昔話しの神様だとか。
ある方は、「先生の正体は何でございますか」と、
もう何日も一生懸命尋ねて祈られたそうです。
すると、私が面白い白人の服を着て、体はもっと大きくて、
ボロみたいなものを纏ってね、
腰を縄でくくって、変な木の杖をついて出てきたのだそうです。
それでその人がね、「先生、どなたですか」って聞くと、
私が「アブラとハム」と言うたのですって。


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「御垂訓」

2022-09-07 00:06:44 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

       自ら過去世を明かしてはならない

先日も娘さんが腹痛で七転八倒し、
「しっかりしなさいよ。もう二十分ほどで着くから」
「もう十分ほど頑張りなさい」と言って、
車の後の席でお母さんが娘さんを抱きしめて、
やっと着いたというので、
両親がその娘さんを抱きかかえて連れてきましてね。
その娘さんを寝かせて、
私は立ったままで光を入れさせてもらいました。

すると、お父さんは自分の娘が、今いうのでおどろいて、
私のそばに来て、
「先生はインベイダーですか」って言われました。
インベイダーと言うのは侵略者のことですね。「インベイダーか」って
おっしゃるのです。
これは悪意ではなく、地球人ではあり得ない出来事に驚いて、
そのような表現をされたのだと思います。


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「御垂訓」

2022-09-06 00:45:52 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

       自ら過去世を明かしてはならない
先の続き・・・

もしそれよりも現在を落としてしまったら、
自分の過去に傷を付けます。
その為に、過去の己を明かさないという重荷を自ら
背負っていただきます。
ある方は「先生はいったい何者さんでございますか」と
言われます。

「私は、あの田舎者でございます」「いや、ほんとうは
何者ですか」
「ほんとうは私です」と言っています。
「いや、人間だったら、先生のようにはできない」と
言うのですね。
リウマチで何十年間動けなかった方が、
その場で治って動き出して歩き出されたのです。
するとそのお姉さんが「先生は何者でございますか、
こんなこと、人間だったらできません
「いや私は私です」あまり不思議なことが起きますとね、
このように聞かれます。



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「御垂訓」

2022-09-05 00:04:47 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 二

       自ら過去世を明かしてはならない

過去世については、言わなくてよろしい。
過去世みたいなものは、たとえいくら過去において偉かったとしても、
今生で呆けていましたら、それは駄目です。
過去世が何であったとしても、そんなものは関係ありません。
自分の過去世の分かる人は、
同時にこれを絶対に人に明かしてはならないという重荷を
自ら背負いなさい。

私の過去世が何者であっても、これが何の利益になりますか。
それよりも今の私が、この言葉と行いと思いによって、
私は正に神の御使いであるという証明をしたらいいのです。
私は神の御使いとして、思い、
言葉によってそれを示すことができます。
過去世のようなものに捉われる必要は何もありません。
今、自分が神の御使いとして生きたらいい、
証明したらいいのです。
自らの過去よりも立派に生きなくてはいけません。


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「御垂訓」

2022-09-04 00:31:00 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

       神様の投網をこの世に放つのが使命

先の続き・・・

見ると、えらく肥えているのに、胃が骨盤の底にきていますから、
「胃は正しい場所に上がりなさい、そして熱は下がりなさい」と
言いますと、忽ち熱が下がって冷たくなりました。
「先生、私ムチ打ちなんです」
「はいはい、それじゃ治しましょう」
ムチ打ちが治りますと、お話が始まった時、
スーッと帰ってしまってもうそこにおりません。
ああいうのは雑魚です。

神様の投網に折角かかっているのに、
サーッと逃げているのですね。
「あの人、何しに来たのでしょうね。
体を治してもらいにだけ来たのですね」
と言って笑ったのですが、そういう人はいっぱいあります。
ただ助けてもらって、治ったらもう関係ないのです。
しかしそういうことに懲りないで、
相変わらず神様の投網をして歩いているようなものです。
そうして縁があってかかってくれる方の魂は大きく育った魚です。
大きな魚、わざわざ遠い所からこうして来ていただく皆さんは、
ほんとうに魂の大きい魚だと思います。
ありがとうございます。

ですから私は、話を聞いてくれない方はしょうがないなあとは
思いません。
要は治ってくれればいい、話を聞こうが聞くまいが関係ない。
だけれど、できることなら話を聞いてほしいものです。
折角来ているのに、
病気だけが治ればサーッと帰ってしまっては愛想がありません。
どうぞ皆さんは神様の神理の投網を持っておられるのですから、
世の中に向けて、神理の網を放ってください。

かかる方もあるし、逃げる方もあります。
逃げる人が多いですよ。
そして一人でも救い上げて下さい。
そして正しい神理の道に導いてあげてください。
それが私達の使命です。
難しいことは要りません。
まず、自分が救われる、自分が安らぎをいただく、
そして次にその安らぎを人々にお伝えしたらいいのですね。


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「御垂訓」

2022-09-03 00:28:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

       神様の投網をこの世に放つのが使命

先の続き・・・

神様もまた、目覚めた優秀な人材というか、
神の使いをしてくれる人を、
鵜の目、鷹の目になって探してくれます。
私は全国を歩かせてもらって、
神様の投網をさげて歩かせてもらっているのです。
一切の求める心なしに、
あちらこちらに神様の投網を打ってきます。
私の網にかかる人は魂の成長した大きな心の人で、
その方が残ってくれます。

小さい魂の雑魚は網の目からみな逃げます。
そして一回一ケ所で網を打っても、
残ってくれるのは僅か何十人です。
極端な方は、病気だけ治ったら話しを聞かずに帰られます。
この間尼崎に行きますと、
四カ月も熱が続いて下がらないという方が見えていました。
お医者さんに五、六軒かかったけれども、原因が分からない。
その六十代のおばあちゃんを家の人が連れてきて、
控室で寝かせています。

大阪でのお話を済ませてそこに行きましたら、
もうその病人さんが待っています。
自分でひっくり返ってムチ打ちになったそうです。
「ムチ打ちと、熱が下がらなくて苦しい」
「はいはい、それじゃちょっとお願いしましょう」
と言って光を頂きました。


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「御垂訓」

2022-09-02 00:35:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     恩師のご著書「講演集」より


          講演集、 二

        「仕事」の本来の意義

先の続き・・・

この話しをしますと、
「そんなことを言ったら、生きていけない」とおっしゃるから、
その方に言ったのです。
「考えてみなさい。企業を一つ例に取ってみましょう。
どんな企業も必ずピラミッド型になっていて、
会長・社長・部長・課長・係長、そして下があります。
企業というものは必ず優秀な人材をもとめていて、
しょうもない奴は求めていません。

会社の為に頑張って役に立ってくれる人材を、
鵜の目、鷹の目で、新入社員の中から探しているわけです。
その中にあって、ちょっとしんどいから代わろうかとか、
油を売ってやろうかとか、えらい目をさせておいて、
給料が少ないなどと文句を言っておりますと、これは駄目だな、
役に立たないなと、選別されていきます。
それに対して、私は仕事を通して生きさせてもらっている、
そのご恩返しをさせていただくのだという思いをもって仕事をしますと、
人が見ていようが、見ていまいが関係なく、陰日向なく、
ただ感謝・報恩で仕事に精出していますから、
それは上から見た時、忽ちに分かります。

ああ、ここに特異な人材がるなあと認められて引き上げられます。
やがて昇級の時期が来ましたら、
「ここに上げても大丈夫」と必ず引き抜いて用いられます。
しょうもない者に引き上げはきません。
そのようにして正しく仕事をした時、
必ず出世できるようになっているのです。
人に蹴落とされたり、そんなことはしません。
時代遅れでもありません。
ほんとうの正しい生き方を知らないから、人の足を引っ張ったり、
人の悪口を言って自分の心に砂を詰めたりしてしまうのです。
企業は必ず優秀な人材を求めています。」



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