恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
自ら過去世を明かしてはならない
だから、自分の過去は明かさないという重荷を自ら背負うのです。
それよりも今、今生で今のこの一時、一時をいかに
生きさせてもらうか、そしてできることなら、
自ら神の使いであるという証をしたらいいのです。
行いの中に、或いは説法の中に、自分は神の御使い、
私こそ神の御使いであると証明しなくては、
自分の過去を言うばかりであれば、これは通用しません。
行いと、説法、言葉をもって神の人、
神の御使いとしての証しを立てていきたいと思います。
その時、神は願うことなしに、証をされます。
「この者は私の使いである。この者は私の出した御使いである」と
いうことを神様は証明してくださいます。
至るところでその証を立てられます。
望むことはありません。
神は大自然の意識であり、自然のままに現わされます。
どうぞ皆様も神の御使いとして、そして神様の投網を持って、
神様のよい魚を取り上げるようにひとつ努めて下さい。
小さい魚は逃げても構いません。
縁なき衆生は度し難しで、どれほど救いたい、
どれほど幸せになってほしいと私たちが願いましても、
縁のない方を救うことはできません。
ですから、縁ある方、神様の投網にかかる方をどうぞ
神の国に引き上げてさしあげてください。
どうも長い時間、ありがとうございました。