現在、まだネパールにいるのですが、先日まで3日間。
ヒマラヤに囲まれたこんな場所でトレッキングしていました。
ガイドさんとポーターさん。そして私達。
初日いきなり7時間のトレッキングだったのですが、開始早々…。
夫の靴 ぶっ壊れる。
靴底がべろーん。
村のお店で、一体いつから売れ残ってんのかホコリまみれの黒ゴムテープを発見、買って応急処置。村のおっちゃんに「持って一時間くらいやな」と笑われるも、何とか残りのトレッキングを終えロッジに到着。やれやれ。
剥がれた靴底は諦め、それ以外の部分を念入りに(例のホコリかぶった)黒ゴムテープで補強。
その巻きっぷりに、これはかなりいける感じがする…と、自信たっぷりの夫。
翌日。
再びトレッキングへ。
そして…。
玉砕。
意気揚々とトレッキングに出かけるも、念入りに巻きまくったテープは無情にも丸ごとポロリと落ちる。
この状態ではトレッキングは厳しいので、2時間ほどで勇気ある撤退〜〜!
別のチームのガイドさんから「super glue」ならバッチリ修理できるよ!とアドバイスをもらい、山の麓の村へと探しに。
すると。
あった〜〜!!!
ガイドさん曰く、「こんな所で見つかるなんて奇跡!」
私たちって持ってるのか!?
靴と靴底を丁寧に洗い天日で乾燥させていざ、ガイドさんと修理開始。
が、しかし。ここで思いもよらない事態が。
購入したsuper glueは新品にも関わらず何と…。
からっぽ!!!(うそでしょ?)
2つとも中身はほぼからっぽ。
固まっているのではなく、乾燥しきって完全に空。
何でやっ!?(やっぱり持ってなかった、私たち)
ほんの僅か残っていたグルーを絞り出し中敷部分のみ固定。
そして、ロッジで借りたテープでぐるぐる巻いて…
その上から、靴底固定にまさかの靴下!?
まじか? こんなんでほんまに大丈夫なんか?
そんな夫に救いの手が!
ロッジの方が、自分のお古の靴を貸してくださいました!!! ありがとう〜〜!
こうして3日間のトレッキングはほぼ予定通り無事終了。
ちなみにお借りした靴は少し小さいサイズだったので下りの坂では親指が痛かったらしく、カニ歩きだか後ろ向きだかよくわからんスタイルを習得し、夫下山。
ネパールの人びとの優しさに支えられて、私達のトレッキングは無事終了したのでした。感謝!!!