前回の続きです。
雪の天壇公園。
こんな感じで天壇公園の大部分は自然に囲まれているので、これまでもリスに遭遇する機会はありました。
で、この日。
なんか遠くからおばちゃんの声がキンキン響いてくるのです。
「リス~!!! おいでおいで! おいでおいで!!!」
声を頼りに近づくと、おばちゃんが樹を見上げて大声を張り上げてる。
あ!
枝の上!
リスや!
耳の形からすると、タイワンリスなのかな?
なんぼ呼びかけても降りてこないリスにしびれを切らしたおばちゃん。
手にはクルミ。
カチカチと音を鳴らして、リスを呼び寄せます。
柵の外までやってきた!
が、やはり緊張のせいか、木に戻るリス。
おばちゃん、仕方なくクルミを柵の中に放り投げると。
「ここなら安全やな」
リス、無事にクルミゲット!
安全地帯でもぐもぐ、もぐもぐ。
かわいい! かわいすぎる!
クルミの味を知ってしまったリス。
ついに。
地面に落ちているクルミを求めて、じわじわ人間エリアへと足を踏み入れます。
この笑み!
めっちゃ嬉しそう!
落ちてるクルミを手に、再び安全地帯の樹の上でもぐもぐ。
「クルミ、もっとないかな~」
近場をあさるリス。
リスよ、それは雪やで。
ひげに雪がついてますがな。
(それがまた萌え萌えでかわいい。あざといぞ! リス!!!)
その後もおばちゃんは何度も何度もクルミを手にリスを呼び続け、そのたびにリスは木から駆け寄っては美味しいクルミをゲットしていたのでした、
根気強いおばちゃん。
・・・・・を、ず~っと眺めてた私。
おばちゃんのおかげで、かわいい天壇リスを存分に愛でることができました!
ありがとう! おばちゃん!
次回は私もクルミを持参しようかな。