ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

今を大切に生きる安くん「サワコの朝」より

2020-10-06 22:52:14 | 関ジャニ∞
丸ちゃん、仕事復帰!おめでとう。

「サワコの朝」10/3放送
 2017年2月9日、脳腫瘍の手術をした安くん。12時間に及ぶ手術。その後遺症から、色付きメガネが手放せない。メガネは体の一部になっているので、起きたらそのまま付けていることもあるらしい。
 腫瘍があるとわかったのは、手術の少し前。元々、偏頭痛持ちの安くんだったが、平衡感覚の異常や耳鳴りを感じてMRIを撮ることに。すると、その場で髄膜種を宣告される。あまりのことに実感がわかなかったのか、安くんは、「あっ、そうですか」と淡々とチーフマネージャーや母親に伝えたらしい。

 手術が終わっても、公表できなかった。退院したら、すぐ仕事。仕事がかぶっていて忙しいとしていたとか。私も舞台とかで忙しいんだと思っていた。
 メンバーには、手術が成功して、すぐに知らせる。「もし、安が死んじゃってたら、会えずとか情報知らずのまま終わってたんじゃない」と激高するメンバーもいたらしい。情報が漏れないように、余計な心配をかけないようにと思ってのことなのだが。メンバーは、ビックリしただろうな。

 「記憶の中で今もきらめく曲」は、美空ひばりさんの「川の流れのように」 お父様から教えてもらったらしい。
 この経験値は自分しか持っていないものだから、次につなげていく。経験値を独り占めするのではなく、経験値を渡していこうと思った。

 安くんは、ジャニーズに中一の9/6に入った。お姉ちゃんが、相葉雅紀くんのファンで履歴書をジャニーズ事務所に送ったのだ。一週間後、タッキーの歌っているそばで、座っている状態から立つというパフォーマンス?をする。

 安くんの特技はアート制作。小学校の卒業文集の表紙絵やポスターに選ばれたりしていたとか。
 ジャニーズに入ってすぐにジャニーさんに「YOUは器用貧乏だよ」と言われた安くん。ショックだったが「全部極めていこう」と切り替えたとか。阿川さん命名「器用リッチ」を目指す。

 安くんのお母さまの2/9の手術の日からのメモを紹介。メモの存在をこの間まで知らなかった安くん。「(知っていたら)写真集に載っけるし」
 安くんの写真集「LIFE IS」には、手術の記録のミニブックがついている。野球ボール大の腫瘍が写ったMRI画像も その時にしかないもの、アートだと思う安くん。阿川さんは「恐怖より残したい意思が強かった」とまとめる。100針以上も縫ったという。
 お母さまの2/11のメモでは、顔の腫れがひどいとある。むくむのは、治っている証拠らしい。術後は血液などを輩出する管がついているが、ICUを出るときにその管は取る。すると、たまっている血液が下におりてきて腫れるのだとか。阿川さんも言っていたが、あまりの腫れに「本当に大丈夫か?!」と医者を問い詰めたくなる。
 隠すのに必死だったが、公表できてよかったという。

 2018年4月に腰骨と背骨を骨折。仕事のパフォーマンスが思うようにできず、安くんは芸能界を辞めようと思う。しかし、この経験値は自分しか持っていないものだから、次につなげていく。経験値を独り占めするのではなく、経験値を渡していこうと思った。
 すばるくんが関ジャニ∞を脱退し、6人で再スタートの時に、安くんは骨折でベストなパフォーマンスができない状態。泣きながら話し合いをしていた。その時に「安に今できることは、元気だよと笑顔を届けることで、みんなの安心材料になる」と言われる。ファンの心内を考えると脱退という衝撃が大きすぎて、健康のためとはいえ、メンバーを捨ててまで芸能をやめられない。
 安くんは、ジャニーズを辞めたら芸能界を引退するつもり。安くんにとって両親とジャニーさんとメリーさんは両方とも親だと思っている。ジャニーさんの名前はよく出るけど、メリーさんの名前を出してくれたのがうれしい気がする。ジャニーズを辞めて他で芸能活動をするのは、安くんの中の仁義では違う、ジャニーさんやメリーさんに失礼と思っている。

 すばるくんと亮ちゃんが抜けたことが安くんの辞める決心のブレーキになったのでは?と聞く阿川さんに安くんは、「メンバーが大事だから」 阿川さんは、いくら仲がよくても、長い間にいろいろと意見が違ってくるのでは?と問う。安くんは「話し合えてこれてなかったから、メンバーが辞めたのかもしれない。仲はいいけれども、話し込んでこれなかったから自分の道にいきたくなったのだろうし」と言う。

 「大きな病気を乗り越えたことによって生きることについて根本的に変わったことは何ですか?」という問いには、「生きることって難しくないよね」「人間は難しく複雑に考えすぎ」「起こりえること、未来のことはわからないので、たった今を楽しんで生きよう」と安くんは答える。
 阿川さんは、「今を大事にすることで先のことを鬱々と考えずに、そこを乗り越えていけよ・・・」とまとめる。今を大事にすることで点が線となり、継続していくのだ。

 これから目指すアイドルを聞かれ「(キラキラした)アイドルとしての概念を切り替えて、人としての心の距離や経験値を交換し合えるアイドル」という安くんの答え。「コンビニ感覚的」「人間力のあるただの人」

 認知症だったお母さまを介護された阿川佐和子さんに安くんが人生観を聞く。今この時点で幸せならいい、ここで笑えるを繰り返せばいいと言う佐和子さん。今を大事に生きるという安くんの思いと同じと笑いあう二人だった。

 とても、いい回だったと思う。これは、永久保存版だ。

 そして、すばるくんと亮ちゃんの脱退といい、安くんの病気といい、関ジャニ∞はなんて口が堅いんだ。つらい気持ちを隠して、エイターに笑顔を届けてくれたことに感謝しかない。

 以前、「YOKIOカケル」で亮ちゃんや大倉くんがジャニーズに残る役割を果たした安くんを呼ぼうという話になったと思う。ぜひぜひ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする