茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

22キロ、7時間の奥高尾縦走。

2013-09-16 19:34:01 | Weblog
今度、屋久島に行くワタクシ。
体力には全く自信ない。

日頃、フットサルだの、テニスをやっているではないかい?
そう言われるが、、、
常にサボりながらの運動だから、
大して体力はついてないのだ。

そんな訳で、屋久島の11時間の山登りはこのワタシに、
成し遂げられるのか、全くの未知の世界。

そんな不安を払拭すべく、
長時間歩く山登りコースを姉にチョイスしてもらった。

今、人気の高尾山。
あれは、全くの負荷にはならないので、
いちお、そこを最終通過点とした、
裏高尾縦走ツアーだ。

相模湖も一つ先の藤野駅で降り、そこから9時にスタート。
駅から登山道入口まで歩いても30分くらいとの事で、
暗いトンネルをてくてくと歩いても抜け、
民家の点在するゆるやかな坂を歩いてく。

そして登山道になってからも、
そんな舗装された車道を歩いていき、
登山道らしい道はほとんどなく、
最後にやたらと長い階段を息を切らしながら登り、
陣馬山に到着!
この陣馬山にきたのは小学校以来だな。

山頂に白い馬のオブジェは、数十年経ってもそのまま変わらずにあった。
しかし、そこまで行きつく途中に、
分かれ道どちらにも「陣馬山」と書いてあって、
一体どっち?
と悩むと、
「ああ、それはね、、、」と、
2つのコースの違いをスラスラと説明する姉。
分かれ道にでくわす度に、
「こっちは、景色いいから、こっち行こう!」
トイレは、どこに?
と不安になると、あと○分歩くとある、
と、全てを把握している姉。
一体、どれだけここに来てるのか?
と、聞いてみると、
「数えきれないほど。」
との事。

そりゃ、そうだろうな、
これだけ全てを知っているとは、、、

そんな頼もしい山岳ガイドつきのツアーだったので、
楽チン、楽チン。

陣馬山でお昼を食べ、
後は尾根づたいに縦走。
景信山、城山、そして高尾山へと、
歩き続けた。
城山までは、純粋な山登りの人しかすれ違うなかったが、
高尾山になると、人種が一変。
サンダル履きの人や、
華やかに着飾った女子とかが山の上にワサワサ。

地味な里山から、都会の街中に舞い込んだ感じ。

そしてワタシらは、山の上に到達ごとの軽く休憩はしたが、
17時には日が暮れる!と、姉の言葉には押され、
そそくさと、先を急ぎ続けた。

結局、高尾山のふもとに到着したのは、16:30。
藤野駅は実際は9:10ぐらいに出発したから、
7時間20分の登山であった。
休憩時間を差し引くと、6時間20分くらいの歩き。

うーん、屋久島の11時間には、まだまだだな、、、
と、歩く時間がまだ不足していることを、ぼやくと、
だったら、もう一度、この高尾山を登って、下れば、
それぐらいになるから、やれば?
と、姉に言われ、
さすがにそれは、まっぴら!!!と拒否。

しかし今回の行程は姉の万歩計によると
22キロ。
ん?
屋久島の行程と距離は一緒じゃん?
ま、高さがない分、こっちの方が楽ではあると思うが、
22キロの距離とは、これぐらいか、
と歩く自信はついたぞ。

今回の登山で、ちょっと気になったのが、
山の途中で標識もない分かれ道に、たった一人で、
その小さな道に入り山を下りだした若い女の子がいたこと。

この山の全てを知りつくした?姉に、
あの道はどこへ?と聞いても首を横に振る。

そんな山ベテラン登山者も知らない誰も行かぬ小道を
大して山の経験もなさそうな女の子が一人、
間違えたんでは?大丈夫かしら?
気になった。

家に帰ってから、地図を広げてみると、
その道を間違えて下っていったのでは?
と思われる女の子に遭遇した場所は、
「小仏トンネル」の上あたりらしかったのだ。

あの大惨事のあった、トンネルの上。
若い女の子も事故で確か犠牲になっていたよな?
と、ちょっ怖くなったが、、、
いや、ちゃんと生きている生身の人間だったはず!
と、信じたい。

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