茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

大石静の脚本はクソ

2016-06-04 15:06:44 | Weblog
コントレート、このドラマが始まるとき、
脚本が大石静と知り、間違いなく、くだらぬドラマになる事は見えていたから、
見るのはやめとこう。
そう思っていたのではあるが、、、

つい、石田ゆり子の魅力と、
お店のセットの美しさに惹かれつい見続けてしまった。

ドラマは脚本で決まる。
昔でいえば、向田邦子、山田太一、
最近で言えば、池井戸潤、角田光代。
この角田光代さんは、NHKで放映された「紙の月」は素晴らしたかった。

「ワタシは何にもでもなれる、どこにでも行ける」
その主人公の呟きがドラマの主旋律となり、ずっとドラマに貫き通される。
専業主婦という立場で自分のアイデンティティが見いだせないない中で、
大きな犯罪を犯し、若い男との浮気。

それらの事象は表現であり目的ではない。
無の存在にいた主人公がアイデンティティを得るための
戦いに挑んだ。

そんな中味の深い脚本に対し、
大石静の場合、いたづらに事象のみを面白おかしく、
並べ立てるだけのストーリー。

相変わらず、くだらない。
次々と展開する事象のみで視聴者を引っ張ろうとするドラマ。
角田光代さんとは似て非なるドラマだ。

ま、こんな事を書きながらも、
ここまでつい見ちゃったのだから最終回までは見るんだろう。

それにしても石田ゆり子さんは素敵だし、
ドラマの美術さんも素晴らしい。
新居の自宅のアパートもいいな、あんな所に住みたい。


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