昨日の世界女子ソフトのアメリカ戦を観た知人の感想、
「上野も、、だいぶ衰えたよな。」
え、だって、だって、
昨日の試合は3時間半しか経ってないダブルヘッダーの
二試合を彼女は一人で投げ抜いたんだよ!
仕方ないんだよ!
「いや、昔の彼女なら、、」
と、昔の上野選手なら、それでも何なくこなせた筈と言う。
10年前の「上野の413球」
と比べているのかな?
確かにあの頃の上野は凄かった。
2日間であれだけ投げれた彼女だから
ダブルヘッダーだって何て事ない?
でもあれを成し遂げたのは26才の上野由岐子であって、
今は36才。
流石にそこまで求められても、それは無理だろ。
昨日からあんなに私の心を掴んだのは何だったのか、
1日経ってようやくわかってきた。
二試合目のアメリカ戦の決勝戦の試合開始前、
上野選手は、やたらと笑顔を振りまいていた。
仲間に、誰となしに。
上野選手が普段どういう人か知らない。
でもその前のカナダ戦を見る限り、
こんなに笑顔を振りまき、
声を上げて笑ってるようなキャラではなかったはず?
(ましてや真剣勝負の始まる前に)
と違和感を感じた。
多分、疲れているから自らモチベーションを上げる為に
わざとやっているのかなかな?
そう思ってた。
そして試合が始まり味方の攻撃中は
一人仲間たちから離れてベンチでクールダウンしながら
精神集中している姿、
それはカナダ戦とも同じ姿だったが、
ピッチャーは孤高の存在だと感じずにいられない姿だった。
そこでの上野選手は無論、笑顔は微塵も無く、
誰も入り込めない深い深い目をしてた。
仲間がホームランを打って同点に追いついたとき、
本当に嬉しそうな笑顔を浮かべて、仲間をハグした。
そして延長でやはり仲間がホームランで2点取って引き離してくれた時、
やっぱり本当に嬉しそうに又その仲間をハグした。
その笑顔は試合前に振りまいてた笑顔とは違う本物の笑顔を。
最後に3点取られてサヨナラで負けた時、天を仰いだ上野選手。
涙は見せなかった、予想通り。
悔しさも見せたり感情的になる事なく淡々と振る舞った。
上野選手、
哀しすぎるよ。
試合前のあの笑顔のふりまきは、仲間に大丈夫だよ、
そうアピールする為の彼女の精一杯の心遣いだったんだ。
疲れてないよ、心配をかけない為の。
試合中、一人で戦っている戦士としてのギリギリの姿。
上野選手の為にホームランという得点をプレゼント出来て、
喜んでいた後輩。
これでもう大丈夫かなと、上野選手に喜んでもらえた事に満足気。
でも、でも、
その後輩のプレゼントは生かす事は出来なかった、
その上野選手の胸の引き裂かれる様な思い。
試合が進んでいくにつれ、
プレイで見せる仲間との絆、信頼関係、上野選手への気遣い。
そしてそれに反応する上野選手の心中の思いが透けて見えてくるんだよ。
上野選手は泣かない選手だからこそ、
心の中の潰れてしまったもの、
それが響いてきて辛かったんだよ。
これを書いてる今でも上野選手の胸の中にいっぱい溢れる感情が
私にも複写されて、いっぱいなんだよ。
「上野も、、だいぶ衰えたよな。」
え、だって、だって、
昨日の試合は3時間半しか経ってないダブルヘッダーの
二試合を彼女は一人で投げ抜いたんだよ!
仕方ないんだよ!
「いや、昔の彼女なら、、」
と、昔の上野選手なら、それでも何なくこなせた筈と言う。
10年前の「上野の413球」
と比べているのかな?
確かにあの頃の上野は凄かった。
2日間であれだけ投げれた彼女だから
ダブルヘッダーだって何て事ない?
でもあれを成し遂げたのは26才の上野由岐子であって、
今は36才。
流石にそこまで求められても、それは無理だろ。
昨日からあんなに私の心を掴んだのは何だったのか、
1日経ってようやくわかってきた。
二試合目のアメリカ戦の決勝戦の試合開始前、
上野選手は、やたらと笑顔を振りまいていた。
仲間に、誰となしに。
上野選手が普段どういう人か知らない。
でもその前のカナダ戦を見る限り、
こんなに笑顔を振りまき、
声を上げて笑ってるようなキャラではなかったはず?
(ましてや真剣勝負の始まる前に)
と違和感を感じた。
多分、疲れているから自らモチベーションを上げる為に
わざとやっているのかなかな?
そう思ってた。
そして試合が始まり味方の攻撃中は
一人仲間たちから離れてベンチでクールダウンしながら
精神集中している姿、
それはカナダ戦とも同じ姿だったが、
ピッチャーは孤高の存在だと感じずにいられない姿だった。
そこでの上野選手は無論、笑顔は微塵も無く、
誰も入り込めない深い深い目をしてた。
仲間がホームランを打って同点に追いついたとき、
本当に嬉しそうな笑顔を浮かべて、仲間をハグした。
そして延長でやはり仲間がホームランで2点取って引き離してくれた時、
やっぱり本当に嬉しそうに又その仲間をハグした。
その笑顔は試合前に振りまいてた笑顔とは違う本物の笑顔を。
最後に3点取られてサヨナラで負けた時、天を仰いだ上野選手。
涙は見せなかった、予想通り。
悔しさも見せたり感情的になる事なく淡々と振る舞った。
上野選手、
哀しすぎるよ。
試合前のあの笑顔のふりまきは、仲間に大丈夫だよ、
そうアピールする為の彼女の精一杯の心遣いだったんだ。
疲れてないよ、心配をかけない為の。
試合中、一人で戦っている戦士としてのギリギリの姿。
上野選手の為にホームランという得点をプレゼント出来て、
喜んでいた後輩。
これでもう大丈夫かなと、上野選手に喜んでもらえた事に満足気。
でも、でも、
その後輩のプレゼントは生かす事は出来なかった、
その上野選手の胸の引き裂かれる様な思い。
試合が進んでいくにつれ、
プレイで見せる仲間との絆、信頼関係、上野選手への気遣い。
そしてそれに反応する上野選手の心中の思いが透けて見えてくるんだよ。
上野選手は泣かない選手だからこそ、
心の中の潰れてしまったもの、
それが響いてきて辛かったんだよ。
これを書いてる今でも上野選手の胸の中にいっぱい溢れる感情が
私にも複写されて、いっぱいなんだよ。