本日、 立川のお気に入りの店、ニューヨーク餃子に向かう道すがら、
けたたましくサイレンを鳴らして自分の目の前を横切る消防車と救急車が
繁華街に消えていった。
その後,歩き続けると、先ほどの救急車と、消防自動車3台が私の進行方向の道の脇に止まっていた。
あら、現場はここだったんだ?
でもどこが燃えてる?
火の手は上がってない?
進行方向の右手は繁華街のちょっとした広場になっている。
そこは黄色い規制線のテープが張り巡らされていた。
周りの雑踏とは異次元の静かな人のいない空間。
その中央にブルーシートに覆われた厚みのある何かがある。
その傍には警官がよりそっている。
あ、そういう事だったんだ、、、
全てを悟る。。
そして、目的の店に着き、予約の時間に間に合わない、
と10分先に店に向かってもらった姉にその一件をつたえると、
姉はその瞬間にそこを通っていたのだ。
ビルの5階か6階にその若い女の人がいたそうだ。
下にいる警官と何かを喋っていたようだ。
説得?
そしてやはり店へ急ぐ姉の背後で、
ドスッという鈍く低い音を聞いてしまったと。
そうか、
若い女の人だったんだ、
若い女の人だったんだ、、
あのシートの下にいた人がどんな人か私にはわからなかったが、
僅か10分前には生きた若い女の人だったんだ。
姉はドスッと落ちた女の人の生死はわからずその場を去ったが、
私が通り過ぎた時に見たその光景は、あのブルーシートがかけられている事で全てを物語っていた。
どんなに辛い事があったのか知らないが、
どんな絶望に陥ってしまったのかわからないが、
それでも、私の年とは違う若者。
いくらでも、やり直しができる。
今回の波を乗り越えればその先にちゃんと道はある。
それが何十年も年を重ねた私からは見えるのに。
見えなくなっちゃうんだね、その先も何もかも。
もっと生きられた、
もっと生きられたはずなのに、、
あの子の親がこの知らせを聞いた時のことを思うと、、、
けたたましくサイレンを鳴らして自分の目の前を横切る消防車と救急車が
繁華街に消えていった。
その後,歩き続けると、先ほどの救急車と、消防自動車3台が私の進行方向の道の脇に止まっていた。
あら、現場はここだったんだ?
でもどこが燃えてる?
火の手は上がってない?
進行方向の右手は繁華街のちょっとした広場になっている。
そこは黄色い規制線のテープが張り巡らされていた。
周りの雑踏とは異次元の静かな人のいない空間。
その中央にブルーシートに覆われた厚みのある何かがある。
その傍には警官がよりそっている。
あ、そういう事だったんだ、、、
全てを悟る。。
そして、目的の店に着き、予約の時間に間に合わない、
と10分先に店に向かってもらった姉にその一件をつたえると、
姉はその瞬間にそこを通っていたのだ。
ビルの5階か6階にその若い女の人がいたそうだ。
下にいる警官と何かを喋っていたようだ。
説得?
そしてやはり店へ急ぐ姉の背後で、
ドスッという鈍く低い音を聞いてしまったと。
そうか、
若い女の人だったんだ、
若い女の人だったんだ、、
あのシートの下にいた人がどんな人か私にはわからなかったが、
僅か10分前には生きた若い女の人だったんだ。
姉はドスッと落ちた女の人の生死はわからずその場を去ったが、
私が通り過ぎた時に見たその光景は、あのブルーシートがかけられている事で全てを物語っていた。
どんなに辛い事があったのか知らないが、
どんな絶望に陥ってしまったのかわからないが、
それでも、私の年とは違う若者。
いくらでも、やり直しができる。
今回の波を乗り越えればその先にちゃんと道はある。
それが何十年も年を重ねた私からは見えるのに。
見えなくなっちゃうんだね、その先も何もかも。
もっと生きられた、
もっと生きられたはずなのに、、
あの子の親がこの知らせを聞いた時のことを思うと、、、