茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

プロジェクトX,久しぶりに観た

2021-05-05 11:50:58 | Weblog
大好きだったプロジェクトXがひさしぶりに放映されていたので、
喜んで観た。
ホテルニュージャパンの火災で人命救助を行った
消防隊の精鋭部隊の話だった。

屋上から階下の部屋に取り残された人の救出劇だった。
すごい話だと見終わったが、
時間が経てば経つほど、その時にポッと湧いた疑問の方が大きくなり
美談に思えなくなってきた。

話はこうだ。
階下の救出した人から実はまだ部屋にもう一人が取り残されている、
と話を聞く。
その部屋を見ると、隣の部屋の炎がすごい勢いで燃え盛り、
いつその部屋に炎が爆発して燃え移るかわからない非常に危険な状態。
隊長は隊員の中で一番俊敏に動ける隊員をその隊員も覚悟していることを
その目から確信して任務を命じる。

そしてその隊員は目的の部屋に降り立ち、部屋に倒れている人を発見し、
救助しようとした矢先に隊員の背負っている酸素ボンベの空気が無くなる警報が
大きな音で突然鳴り出した。
それは屋上で待機している隊長たちにも聞こえる大きな音で。
これでは一酸化炭素中毒?になり危険だがらと至急撤退せよと、
その隊員を屋上に引き上げた。

そしてその後、その救助は益々火勢が強くなり危険だからと、
再救助には隊長が自ら行くと宣言し、救助に向かった。
そして救助の人を発見し、屋上に引っ張りあげようとした、その瞬間、
恐れていた延焼の爆発がその部屋に起きた。

屋上から必死で隊員らがロープをひきあげると、
火だるまの炎の中から救助した人を抱えた隊長が現れ、
大火傷を負った二人は病院に運ばれた。

防火服を身にまとっていた隊長は大火傷を負いながらも生還できたが、
救助された人は亡くなった。

私の疑問は、、
命に関わる酸素ボンベの残量を決死の救助に向かう前にチェックを
してなかったのであろうか?
いや、してなかったから救助の最中にボンベの残量不足のアラートが
鳴ったのだ。
これは重大な過失ではないのだろうか?
隊員、そして上長である隊長がチェックすべき事をし忘れてたのでは?

酸素ボンベが残量不足になれなければ一度目の隊員の救助の時に
救助できたはずで、そうすれば炎の爆発に包まれる事なく救助できた。
そして救助された人が既に息絶えてなければ生存してた可能性があったはず。

その責任を感じたから隊長自ら次の救助に向かったのか?
などと色々考えてしまうわけで。。。

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ちい散歩、いいねっ

2021-05-05 11:12:30 | Weblog
「北の国から」もコンプリートに見つくしてしまったので、
もう中畑木材のナカちゃん、地井武男さんとは、ここで一旦お別れ。
次なる触手は、「ちい散歩」で大ファンになった地井武男さんとの再会。

ユーチューブで探したらきっとあるとは思っていたが、
ここまで完全な形で昔の番組が観れるとはおもっていなかったので
嬉しい誤算。

「ちい散歩」の地井武男さん亡き後は、加山雄三、高田純次と変わっていったが、
ダメだよ、地井さんだからこの番組は生きた、
そう確信した。
次のキャストたちは疑問を感じるキャスティング。
番組の制作者は、本当にこの番組の良さをわかっていたのか、
そう思わざるをえない。

踏切で電車が通り過ぎる瞬間、突然無言になる地井さん。
その電車と遮断機の重なる音の響きに郷愁を感じて思わず聞き入っていた間。

スタッフさんとの自然なやりとり。
若手スタッフをさんづけで呼んで何気ない会話をしたり、
焼き芋をほおばりカメラ撮影を惚けているスタッフを笑ったりと、
自然体の地井さんとスタッフさんのかけあい。
映像外でもこんな感じで会話していることが透けて見えてくる。

ミカンが好きで庭木でみかんがたわわに実っていると、
思わず食べたいと持ち主の家のピンポンを押してしまう地井さん。
酸っぱいみかんだから五年前に食べたっきり食べてないという持ち主に
「わかってないなぁ〜」と、みかんをほおぼりながら笑う地井さん。
人と人との普通の会話がそこにある。
スター=俺は偉い、的な目線のタレントでは、この会話は成立しないだろう。

大木に風がそよぎ、さわさわと木の枝が発する音を立ち止まって聴く地井さん。

地井さんの感性がそこかしこに映像に表れている。
地井さんの気さくな人柄が番組に滲みでている。
単なる街の紹介番組ではないのだ。

ファンだからという事を差し引いても
良く出来た番組だった。
ユーチューブで観ていると、一つ終わると、
次の番組、と連続で次々と観れるのが嬉しい。

これから、ちょびちょび小出しに観ていって
楽しみを長続きさせようっと。





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