茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

青春18切符で安曇野へ日帰り登山。

2023-12-13 18:49:05 | Weblog
職場のリサコちゃんにいつも青春18切符をバラ購入させてもらい(1回使って返す)
ここ数年、気の向くとき、気の向くまま、各駅停車の旅を楽しんでいる。

始発列車に乗れば松本にも日帰りで行って帰ってこれることがわかってるので、
本日は青春18切符の約2500円の電車賃にカーシェアをプラスして、
安曇野の長峰山へ日帰り登山。

長峰山は川端康成らが「後世に残すべき景色」と絶賛した
北アルプスの大迫力の絶景が堪能出来る場所。
かといって標高差は400mにも満たない1時間程度のハイキング。

北アルプスが冠雪するタイミングと青春18切符が利用開始になるタイミングを見計らって
本日決行。

電車だけでも行けたけど、こないだ買った美味しいりんごチップを道の駅で購入と
温泉入浴の目的を果たす為、自由に動けるよう車を借りた。

やっぱりいいな、長峰山。
年老いて毎日登りたい山は、この長峰山。
本日は山頂からの写真もしっかり撮りたくて
一眼レフカメラと望遠レンズも持参。

冠雪した常念岳がキラキラと輝いていた。

各駅停車の旅は片道6時間近くにもなる。
でもちっとも苦じゃない。

人気のないホームにゆっくり滑り込み、そして又、音もなく静かにホームから発車していく。
ずっとその繰り返し。
けたたましく発車ベルは鳴らない。

時に大きな駅に停まると人がたくさん乗ってきたり、
時にたくさん降りていく。
そして又元の閑散とした車内に戻る。

そんな時間がゆっくり流れていくのを感じていく。

たまに開いたドアから流れ込むひんやりした空気からも
時間の流れを感じつつ電車は進んでいく。

車窓の風景は17時過ぎると暗くなりほとんそ見えなくなるが、
時にポツポツ民家の灯りや、
繁華街のネオンが目に飛び込んできたり、
山梨の辺りは夜景がキラキラ広がっていたりで、
静かな劇場列車をゆっくりゆっくり楽しめる。

以前は車内も長い時間を読書に没頭していたこともあるが、
やっぱりせっかくの景色を見ないというのはもったいない!
と最近気に入っているのが、ボッドキャストで
安住さんの日曜天国をずっと聴きながら車窓の風景も楽しむというパターンだ。

安住さんの軽快なトークを聴いてると楽しく時間があっという間だ。
6時間の車内も、え?もう着いちゃったの?
そんな感じで松本に着いてしまった。

帰りも甲府ぐらい迄は安住さんのボッドキャストを聴いていたが、
今はJAZZを聴きながら、こうやってブログ書いている。
このJAZZを聴きながらの各駅停車の旅も最高だな。
遠い見知らぬ町の真っ暗な中に灯る灯りを見ながら
空気を肌で感じながらの静かな音楽は
別の劇場列車に変身。

う〜ん、もう一回ぐらい、各駅停車の旅、今シーズンやりたいな。




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