茨城で、どどんぱっ!

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

角田美代子の事件の謎が少し読めた。。

2013-06-10 01:30:03 | Weblog
あの尼崎の事件の角田美代子の未解決事件。
さっきNHKの未解決事件の特集番組を見た。

あの恐怖の数々の事件。
角田美代子という人物は歴史上稀にみる鬼畜だと、
到底理解不能な殺人鬼だと思っていたが、、、、

角田被告が10代から20代にかけて夫婦だった元夫の
耳を疑うセリフ。
「気の弱い普通の女の子だった」
逮捕された鬼畜の角田美代子と自分の知っている彼女結びつかないと。

それが何故?
あの鬼畜になってしまったのだろう?

番組でも、その離婚後にしばらくスナックをやっていたところまでは
つかんでいたが、その後の30代から40代後半の見の気もよだつ
今回の事件の発端の事件を起こすまでの足取りは全くつかめてない。

そこは謎だが、角田美代子の今回の数々の事件を起こした、
その根源は、、、
(角田美代子の)『家族』に対する憎しみと枯渇。

中学生の頃、両親が離婚したという生い立ちを持つ角田美代子。
多感な時期に味わった家族の絆の分断。
それは何十年かけて、徐々に蝕まれていた
心の闇が姿を表してきた。

幸せそうな家族に抱く憎しみ。
互いに虐待させ、離散させる事で、
心の闇は快感を味わう。

そして、幸せな家庭を築けなかった自分は
疑似家族を作り上げた。
自分を慕う人間には優しく可愛がった。

だが、自分が事件で捕まり、
その疑似家族が、それまで自分にちやほやしていたのに、
手の平を返すように、
悪事を暴露する発言に、
「裏切られた。。」
そう感じての自殺だったのだ。

虚構であった家族が、
弾けた時に、
微かな生きる綱だったものが、プッツリと切れてしまったようだ。

てっきり逮捕されて、もうもはやこれまでと観念しての自殺かと思っていたが、
一緒に留置場にいた女性の証言でそうではなかったとわかった。

死ぬ前日に急に変わったのだ、
自分をとりまく疑似家族だった人間が自分を裏切る
証言をした事を知ったとき、
それまでの仮想の世界で生きてきた角田美代子に
やっと本当の現実の世界に目を覚まさられたのだ。

オウムの麻原にある意味似てたんだ、
この角田美代子は。

現実の世界の生きていながら、
自分思い描いた仮想の世界で生きてきた。

殺人すら何とも思わない生身の人間として成長できなかった、
虚構の世界でのみ、生きていく事が出来た人間。

角田美代子、
家族に飢え、幸せな家族を壊し、
家族を求めて彷徨い続けた心の闇の、
残した軌跡が、あの数々の殺人事件だっとは。

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