茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

野村克也さん、訃報。

2020-02-11 09:49:04 | Weblog
そうですか、野村監督がお亡くなりになられましたか、、
何となく、この日が遠くない事を感じていました。

先日、彼のドキュメンタリーを見た時に予感した。

沙知代さんが亡くなってから、
抜け殻のようになっている野村監督に一人で生き生き、
元気いっぱいの渡鬼の脚本家、橋田壽賀子さんが
叱咤激励をし、一人でも楽しく生きられるわよ!
と、やはり最愛の配偶者を同じ様に亡くした橋田さんが
彼に気づきを促す?言葉をかける場を設けた。

その後、自宅に戻って、橋田さんの言葉は何一つ彼には響いてない
そんなボヤキのようなつぶやきを一言、二言、発した後、
自宅の庭を椅子に座りながら無言でいつまでも眺めている彼の姿。

彼にはもう何も残ってない。
その時のシーンがどんな言葉よりも彼のその時の全てを物語っていた。

以前、名前は思いだせないが、やはり、おしどり夫婦で有名な著名人が、
連れ合いの妻を亡くし、それからほんの数ヶ月後に残された片割れも自然死した。

そうだよね、命はこんな風に自然に終わるものなんだ、
そう感じたのだ、その時。
生きる意味を失った時、人は自然に命を終える。

野村克也さんのご冥福をお祈り致します。





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