今日のランチは広島市南区東雲2丁目8−24 伽里専門店マサラに初訪問です。友人に「凄いこだわりのカレー屋さんがある」と教えてもらっての訪問でしたが、カレー好きの私としては、うかつにも今までノーチェックの店でした。
というのも南区東雲という地域は、私の生活移動範囲とはまったくかけ離れているので、今まで雑誌やネットで見たとしても、はじめから除外して目に留まらないようにしていたんだろうと思います。たまたま車で移動できる平日にこの話を聞いたので早速行ってみたわけです。
東雲の一方通行が多い地区に専用駐車場もない店に行くために、スーパー近くのコインパーキングに駐車して、暑い中、目立つ 目印もない住宅地の中の店に向かって歩きました。
そして、笑ってしまうほどそっけない外観の店のドアを開け、店内に入るとカウンター7席だけの向こう側の厨房に、長髪をうしろで束ねた、無愛想そうなマスターがいました。
トッピングはコロッケ、チキン、ハンバーグなどあり、まずトッピングを選ぶと、カレーのベースを
「トマトですか、タマネギですか?」とぶっきらぼうに聞かれます。今回はトマトベースのコロッケカレー850円でお願いしました。
この店構え、どうです?無愛想でしょ(笑) なんの店か さっぱりわかりません。
店主にそのことを聞いてみると、「できるだけ目立たないようにしてるんです」とのこと。非常に便利の悪い場所にあって、”味”だけで目立ちたい、という店主の強烈な個性の表れのようです。
カウンターに店のウンチクを書いた小さなアルバムが置いてあり、水から素材のひとつひとつにわたるまで、そして店の場所や店内の内装などすべて考え方があってそうしてあることが、こと細かく書いてあり、興味深く読ませていただきました。
それで『味はどうなんだ?』ですって?
美味しくないわけはないでしょう