予約してたタナカ・ワークス社のモデルガン「S&W M327 PC 2インチ」ヘビーウェイトが、こないだ届きました。(しかしS&Wの銃はモデルナンバーがややこしくて憶えられない! COLTのパイソンとかアナコンダみたいに名前を付けて欲しいもんです)
M327は先に5インチが発売されてました。こんなヤツです。(通販サイトより)↓
いかにも機能重視の近々代ピストルで、357マグナム「8連発」のリボルバー(通常は6連発)っていう新鮮味はあるものの、私はちっとも「美」が感じられなくて欲しいと思いませんでした。
ところが! 続いて発売がアナウンスされた2インチモデルの画像を見て、ビビッと来ちゃったんですよね。決して格好良くはない。けど、なんとも言えぬ味がある! 欲しい!
つくづく思いました。私はやっぱり、スナブノーズ(銃身の短いリボルバー)が一番好きなんだと。バレルを無造作にぶった斬った、この寸足らずなスタイルにこそ「美」を感じるんだと。なにせ自分の脚が寸足らずなもんですから。誰がじゃこらあああぁぁぁーーーっ!!!(裂怒)
これまで紹介して来たリボルバーとは違う、近々代モデルならではの特徴が色々あるんだけど、それは省略します。とにかくこのリボルバーは、普通より「2発多く撃てる」ことが全てなんです!
例えば自分を殺そうとしてる敵が5人いるとしましょう。持ってる銃が5連発のチーフスペシャル(M36)なら1発も外せない。そのプレッシャーで実力が発揮出来ないことも有り得るかも? 3発の余裕はデカい。かなりデカい! まあ、それだけの話ですw
↑ フロントはこんな感じ。ぜんぜんカッコ良くないw だからこそ可愛いとも言えます。
ちなみにカートリッジ8発を一気に装填できるスピードローダー的なクリップも付属してるけど、私はかえって面倒臭いから使いません。リボルバーはやっぱり、1発ずつ「穴に挿れる」からこそ気持ちEんです。
やっぱりスナブノーズが一番! この約1年、タガが外れたように色々買っちゃったけど、今後はスナブノーズに絞って行こうと思ってます。……まぁ、出来るだけ。
そんなワケで、あらためて我が家のスナブノーズ・コレクションを紹介させて下さい。
↑ S&W M10ミリタリー&ポリス 2インチ・オールド。コクサイ製のヘビーウェイト・モデルガン。まさに「ぶった斬った」みたいなスタイルがたまりません。美しい! 大好き! ハズキルーペ!
↑ S&W M10 ミリタリー&ポリス 2インチ・スタンダード。同じくコクサイ製のヘビーウェイト・モデルガン。バレルとグリップの形状がオールドより機能的になってます。
↑ S&W M15 コンバット・マスターピース 2インチ。コクサイのABS製モデルガンだけど、M19の4インチをショップでカスタムしてもらった限定品です。是非、タナカ・ワークスさん(すでに4インチを発売)に量産化して頂きたい!
↑ S&W M19 コンバット・マグナム 2.5インチ。コクサイ製のヘビーウェイト・モデルガン。これはもう、誰が見たってカッコいい拳銃でしょう。あらゆるメーカーがトイガン化してるけど、質感、重量感ともにコクサイ製がピカイチ。さすがリボルバーのコクサイ!
↑ S&W M36 チーフ・スペシャル 2インチ、やっぱりコクサイのヘビーウェイト・モデルガン。今回のラインナップで最も小ぶりな拳銃。私の手にはこれがピッタリなんです。
↑ S&W M360J“SAKURA”。タナカ・ワークス製のヘビーウェイト・モデルガン。チーフスペシャルの後継機で、現在の日本警察制式拳銃。近々代スナブノーズの中じゃダントツに格好良いかと思います。
↑ COLT ディテクティブ・スペシャル 2インチ。タナカ・ワークス製のヘビーウェイト・モデルガン。このスタイルこそ美の極致! まさに芸術!
↑ COLT ローマンMk−III 2インチ・クラシック。MGC社のABS製モデルガン。昭和の刑事ドラマを象徴するリボルバーで、私をスナブノーズ狂いにした全ての原点。どれか1つだけ選べと言われたら迷わずコレ。宝物です!
↑ COLT ニューローマンMk-III 2インチ。同じくMGCのABSモデル。機能的にはこっちの方が優れてるワケだけど、私はやっぱりクラシックが好きです。
↑ COLT キングコブラ 357マグナムのニッケルフィニッシュ2.5インチ。KSC社のABS製モデルガン。日本じゃいまいちマイナーな銃かも知れません。
↑ COLT パイソン 357マグナム 2.5インチ。コクサイのヘビーウェイト・モデルガン。ダントツの格好良さと知名度を誇る、これぞマグナムリボルバーの代表格! 待ってました! 男前!
↑ S&WとCOLTを組み合わせた究極のカスタム・リボルバー「スマイソン」あるいは「スモルト」の、実際には存在しないらしい2.5インチモデル。ハートフォード社のヘビーウェイト・モデルガンです。スマート! クール! ビューティフル!
↑ J.Police 38S、2インチ。ハートフォード社のヘビーウェイト・モデルガンで、S&Wチーフスペシャルをセミカスタムした製品。言わずと知れた日本産の警察拳銃=ニューナンブM60をイメージしたもの。
↑ ミロク・リバティチーフ.38S、2インチ。新進メーカーA!CTION社が最初に放ったヘビーウェイト・モデルガン。これも日本産の拳銃です。8連発のM327と比べたらずっとカッコいい!w
↑ チャーターアームズ・ブルドッグ 44S、3インチ。MULE社とCAW/SPEC社の共同製作によるヘビーウェイト・モデルガン。3インチをスナブノーズに含めるかどうか迷ったけど、S&WとCOLTばっかじゃつまんないので。
↑ スタームルガー・セキュリティシックスのスナブノーズ版=スピードシックス357マグナム、3インチ。ウェスタンアームズ社のABS製モデルガン。壊れ易いことで知られる絶版品で、これも例にもれずシリンダーが回りません。が、ハンマーコックやスイングアウトが可能なだけマシかも?
↑ そして、トリはこれ。S&W M500ES、2+3/4インチ。タナカ・ワークス社のABS製モデルガン。なんじゃこりゃあ!?って、松田優作さんがご存命なら叫ばれたに違いない、規格外にも程があるリボルバーです。
.500S&Wマグナム弾っていうバカでかいカートリッジを使う、50口径の世界最大&最強のリボルバー。その威力は、あの44マグナムの約3倍! んなアホなっ!?
そんなモンスター拳銃のスナブノーズ版って有り得るの?って思うけど、猛獣退治が主たる用途とすれば究極の護身用ピストルですから、出来る限り銃身を短くするのは理に適ってます。
実際、このモデルには「レスキューオレンジ」っていうド派手な色のラバーグリップが標準装備されてるんだけど、これは通常のブラックと交換してあります。
大砲みたいなカートリッジを使いますから、装弾数は5発。同じ近々代リボルバーでも8連発のM327とは実に対照的。そして同じ5連発のチーフスペシャル(38口径)と並べてみたら、まさに大人と子供!
何が何でも大きく強く、何が何でも世界一っていう、これほどアメリカらしい代物は無いかも知れません。ほんとバカげてるけど、拳銃がもはや完全にオートマチック主流になってる今、リボルバーの新製品をわざわざ生み出す意味って、こういう所にしか無いのかも?
8連発のM327と、最大最強のM500。まさに現在を象徴するリボルバーと言えそうです。
これはちょっと、自分も欲しくなりましたw
短筒でコンパクト。装弾数を上げる機能性。デザイン良しと。
素人目から見ても痺れる出来です。
S&Wはタクティカルペンを実は持っていたり。
あまりにカッコ良くて衝動買いしちゃいました。全く使わないんですがw
M500のスナブノーズは…うーん!すごいとしか言いようがありませんw。
近代リボルバーのゲテモノ(失礼!)感もチャーミングですね。ロングバレルだと惹かれないのにスナブノーズだと良く感じる不思議さです。
M10も良いしチーフも良い、サクラも捨てがたいんですが、「どれか一丁下げるならどれ?」と言われたらローマンでしょうか。
MGCのテカテカした感じ、リアルじゃないんでしょうが結構好きです。
コクサイのM10
発売当時、このフロントサイトとハンマーの組み合わせは
存在しないものと思ってました
実物の画像を発見した時は目黒方面に向かって土下座しました
M15の2inはリスボン特急でアランドロンがかっこよく使います
ワタシはM40とかのセンチニアル系が好きです
リボルバーの場合4in以上がフルサイズというか公用の基本で
3inはスナブノーズに分類されるようです
刑事ドラマじゃM10、セキュリティシックス、ニューナンブ(もどき)ぐらいしか使われてなかった3インチリボルバー。あ、そう言えばCOLTトルーパーの3インチカスタムなんてのもありました。
こういった記事を読んでいると、(自分の身の丈に合うかどうかは別として)ローマンやミリポリの玩具銃が欲しくなりますね。
もし、仮に自分が実銃も含めたリボルバーを持つとすれば…こんなのを選びますかね↓
・ロッシ・リボルバー
ロッシはブラジルの銃器メーカーです。同じくブラジルのメーカーであるタウルスと同様、S&Wのリボルバーのコピー品なんかを作っているみたいです。
純正品のS&Wやコルトのリボルバーよか、自分の身の丈に合っていると個人的には思っています。
・アイバージョンソン・カデット
アイバージョンソン…こちらも滅茶苦茶マイナーなメーカーですが、一応、1871年創業のアメリカの老舗です。と言っても、1993年に消滅?したらしいですが…。
カデットは22口径8連発のソリッドフレーム式(つまりスイングアウトも中折れもしない)リボルバーで、所謂サタデーナイト・スペシャルの類いに入る代物。
ケネディ大統領の弟であるロバート・ケネディ議員の暗殺に使われたのがこの銃だったりします。
ちなみに、更に過去にはウィリアム・マッキンレー大統領もアイバージョンソン社製32口径中折れリボルバーで射殺されています。
・05式9mm拳銃
9mmパラベラム弾を使用する中国製の警察向け6連リボルバーです。
正直言って、アメリカ製リボルバーに比べるとカッコ悪いというかダっせぇ見た目ですが、私ごときにはこれぐらいがちょうどよしと思っているので。
ちなみに、ゴム弾の発射が可能だそうです。
・10式10mm防暴拳銃
こちらも中国製リボルバーですが、5連発式です。
「防暴」とあるように、こちらも殺傷能力の低いビーンバッグ弾や催涙ガス弾を発射します。
・韓国製ブランクリボルバー群
韓国ではチーフ風のブランク・リボルバーが複数種類製造されています。
主なものに、
・SS707(ミリポリモドキ)
・YSR007(ニューナンブモドキ)
・マグナム204(タウルスM85モドキ)
・ノックダウン5((チーフス・スペシャル+マスターピ-ス)÷2)
などがありますが、共通しているのは、
・形状が、実銃ではないことを分かりやすくするため、わざと作画崩壊したチーフス・スペシャル風
・銃身は途中で細く絞ってあり、派手なマズルフラッシュを得るのと同時に、実弾が通過できないようにしてある
・空砲の他、ゴム弾も発射可能
といった点です。
これも見た目だけならサタデーナイトスペシャル扱いしてもよさそう…
…え?どうせならそんな変なものじゃなくて正義の味方が使うような王道の銃選べって?
いえいえ、クズゴミの私にはこれぐらいがちょうどいいかと。
長文失礼いたしました。
長文の上、ネガティブ丸出しなコメントをして申し訳ありませんでした。
今後はこうした言動はしないように心がけます。
本当にすみませんでした。