『噂の刑事トミーとマツ』第1シリーズのヒロインは、トミー(国広富之)の姉=サッチこと岡野幸子(志穂美悦子)でした。
刑事ではなく、富士見署で市民相手に護身術を指導する武道家の設定で、ちょっかいを出して来るマツ(松崎しげる)を豪快に投げ飛ばすのがお約束になってました。
気弱な弟トミーを時に厳しく、時に優しく叱咤激励する理想的なお姉さん。だけど実年齢は国広さんより2つ歳下なんだそうですw(当時24歳)
あらためてご紹介するまでもなく、志穂美悦子さんは日本で成功した唯一の女性アクションスターで、我々世代には特撮ヒーロー『キカイダー01』('74)におけるビジンダー=マリ役が忘れられません。なにしろブラウスの第三ボタンを外すと爆発するんです。
さらに『燃える捜査網』『大非常線』『新・夜明けの刑事』『明日の刑事』『爆走!ドーベルマン刑事』等の刑事ドラマや東映JACの時代劇、『女必殺拳』シリーズをはじめとする空手アクション映画や和製スター・ウォーズ『宇宙からのメッセージ』、大林宣彦監督『転校生』、つかこうへい作『二代目はクリスチャン』etc…と、記憶に残る作品は枚挙に暇ありません。『太陽にほえろ!』にもゲスト出演されました。
よりによって長渕 剛なんかと結婚して引退されてしまい、女優として円熟されていくお姿が見られなかったのは残念でした。我が青春のオナペット=石野真子さんの件といい、サノバ長渕ビッチ剛だけはホント、一生許しません。
ところで私は『トミーとマツ』を第2シリーズから観始めたもんで、私にとってこのドラマのヒロインは、交通課の「まりっぺ」こと森村万里子婦警(石井めぐみ)だったりします。
当初はほんの脇役だったのに、そのルックスの可愛さとキャラの面白さが人気を集め、回を追う毎に出番が増えて、気がつけばトミーとマツに次ぐ三番手、と言っても過言じゃない存在になっちゃった。
私も、まりっぺが好きでした。色気ムンムンってタイプとは全然違うのに、なぜか彼女にはエロを感じてました。
ちっとも優等生じゃないのが良かったですよね。自己チューで調子が良くて、なりふり構わずトミーへのラブアタックを繰り返す。さんざんマツから罵詈雑言を浴びても全然へこたれない。で、しょっちゅう犯人に捕まっては縛られる。それがまたエロいw
石井めぐみさんは当時、早稲田大学に入学したばかりの21歳。自主製作映画に主演したのがキッカケで女優デビューし、テレビ初出演が『トミーとマツ』でトントン拍子にスターの仲間入り。『オレたちひょうきん族』にもレギュラー出演されてました。
Wikipediaによると、けっこう波乱万丈な人生を送られており、現在は国立市議会議員になられてます。
ヌード撮影は1982年。巨匠・篠山紀信氏によるもので、ちょうど『トミーとマツ』第2シリーズの頃。ちっパイだけど、実に素晴らしいお尻をされてます。
悦ちゃんは映画瞳の中の訪問者で脱がないか?と打診され「(片平)なぎさちゃんが脱ぐなら私も脱ぐ」と返事したそうですがなぎさちゃんが脱ぐのを嫌がったために悦ちゃんのヌードは幻になってしまいました。トミーとマツはキャスティングがすばらしいです。御崎徹課長の林隆三さん、相模五郎管理官の石立鉄男さん、東刑事の成川スペクトルマン哲夫さん、片桐警部補の清水アイフル章吾さん、初期はズラだったおやっさんこと高村部長刑事の井川比左志さんととても豪華でした。俺もめぐみさん好きだった(^-^)
そうですか、志穂美さんも脱いだかも知れなかったとは! 片平さんが脱がなかったのも、それもこれも全て長渕のせいですね。本当に許せません。
しかし、それにしても大林監督は、まだ脱いでない女優さんを脱がせるのがお好きですよねw 癌なんかに負けず、これからもメジャー女優たちをどんどん脱がせて頂きたいです。