サウンドオブミュージック(383)
———————【383】—————————————————
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I had never in my life thought* about how a household is
run. In the boarding-school where I had spent most of my
young years, the food was always ready on the table at meal-
times, the room were always tidy and clean, the windows
washed, the laundry taken care of ; You never saw anybody
doing it ; you only saw the result and took it for granted. In
the convent there were those lovely, humble, quiet lay sisters
with a white veil, who did the cooking, washing, and cleaning.
But we of the novitate were not supposed to talk to them, so
again I heard no details of how it was all done.
————————(訳)——————————————————
私はこの生涯、一度たりとも、家事というものが、どのように
なされるものなのか、考えたことはありませんでした。私が少女
期のほとんどを過ごした寄宿学校では、食事はいつも、食事どき
にはテーブルに用意されていましたし、部屋はいつも、掃除、
整頓がされていました。窓は洗われていましたし、洗濯物の世話
もされていました。そういうことをしている人を見たことがあり
ませんでした。見るのはいつも掃除のあとの結果だけでしたし、
それが当然だと思っておりました。 修道院では素敵で控えめで
寡黙な白ヴェールの一般信徒のシスターたちが、調理と清掃の
御奉公をしておいででした。そういうわけで、繰り返し述べます
が、私はそういうことの詳細は聞いたことがないのでした。
———————《語句等》——————————————————
took it for granted < take it for granted it を当然のことと思う
———————≪文法≫—————————————————————
I had never in my life thought* 過去完了で書かれています。
基本的に、自叙伝は過去形で書き進められるものですが、
その話の中のさらに過去の経験を話す場合は、過去完了形を
用います。 (過去完了 = have の過去形 + 過去分詞)
テキストでは、主人公マリアが大佐から「家事の本」を
手渡されるまで、(手渡されたのは過去)それまで1度も
考えたことがない、と述懐しているわけですので、過去に
おけるそのまた過去の回想ということで、過去完了になります。
別名、大過去。
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本日の学習は以上です.お疲れ様でした. ヾ(@^▽^@)ノ
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