さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
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2008番:ナーランダ・チューリップ仏教学院(17)

2023-04-10 14:15:58 | 日記

ナーランダ・チューリップ仏教学院(17)

 

苦諦(くたい)という言葉があります.仏教学のテキストを開くと

はじめのほうに出てくる言葉です.釈尊がサールナートで初転法輪

(はじめて教えを説くこと)を回したときの教えにあるとされる

「四諦」のひとつです.「これが苦だ」という教えです.

 

そもそも私たち凡人には「これが苦だ」といわれても、案外それは

「楽」であったりしますから、「苦」を覚るだけでも容易なこと

ではありません.

 

それで何が「苦」だと言うのか、疑問ですよね.お釈迦様がご存命

ならぜひ、お聞きしたいことであります.

ありますが、いろいろな話を聞いておりますと、結局、人間、いつか

死ぬべき運命にあるから、それが「苦」だと言っているようです.

生まれてきたときから「死」に向かって進んでいる.まずこれが

根本的な「苦」.それから「死」に至るまでの何年からわからないが、

仮に80年とし、その80年間にある様々な「享楽」これを楽しんで

からそのお勘定書きが「死」というわけです.それで「苦」なのです.

 

人生は「苦」という仏教ですが、凡夫の私たちには、どうしても

理解に苦しみます.

「なんで?うまいもん食うて、温泉旅行して、風光明媚の景色を

楽しんで、かわいこちゃんを彼女にして、エッチもして、これの

どこが苦なのだ?」

わからないのですが、高僧の指摘するところでは、それはほんの

短いひとときの楽しみであって、生命を閉じる時から「苦」だと言います.

 

それでも私たち凡夫は言い返します.「あのな、坊さん、あるか

ないかわからんあの世のために、今を犠牲にするような説教するな!」

 

お坊さん曰く:あんたがた、よろしいか?死んで何にもなかったら、

そんでよろしいねんけどな.ほんまに死後の世界があったら、どない

しますねん.死んでからな、目の前に、三途の川が出てきたら、

腰抜かしまっせ.

「しまった.ほんまに三途の川って、あったんかいな.そんな殺生な!」

凡夫はこうゆうて嘆きますのや.それからは、あんた、知っての通りや.

悪人のあんたは、浅瀬は渡らせてもらわれへん.ピラニアのおるところ

を鬼が「渡れ」言いまっせ.怖い鬼でっせ.日本のやくざなんか、あんた

この鬼にくらべたら、羊やぞ.メェ~

それから言っておくが、そこではこの世と違って、「自殺」して逃れる

ということはできません.もう死んでまっさかい.

この世の楽しみ1秒、あの世の苦しみ百千万那由他阿僧祇劫.

そういうわけで、ちゃんと保険がわりに、仏教を学んで、いい行いを

せいだいしなはれや~!

 


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