古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

棟梁の腕前

2009年09月13日 03時49分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 やっと雨が降りました。一月ぶりの雨です。「雨が降ってよかったなあ」と植物たちのいい合う声が、裏の山でも畑の土手でも聞えます。
 畑仕事ができないので新築の家の見学会に出掛けました。我が家を建ててもらった棟梁の作品です。「相変わらずイー仕事してますネー!」と嘆声を上げたくなる出来栄えです。自分の大工の腕をひけらかすでなく、住む人が日々「心満ちてくる」仕上がりになってます。
 棟梁との出会いは三年前の8月でした。
 田舎暮らしをするにはまず住む家を、と数ヶ月中古住宅を探しまわりました。しかしぴったりの家にうまく出会わず、小さな家を建てて田舎暮らしをしようと心を決めました。住宅展示場を見てまわり、家を建てる心得本を読み、ハウスメーカーはやめました。そして地元の工務店で棟梁と出会いました。
 知人の建築士に「素人がそばで見たり手伝ったりするのを職人は嫌うよ」と忠告されましたが、棟梁は気持ちよく手伝わせてくれました。屋根裏の物置作りを指導してくれました。この「いい出会い」がぼくの田舎暮らしの出発でした。
 この「恵まれてる感」はその後もいろんな人と出会い、いまもづついています。だれに感謝すればいいかわからないから、裏山の愛宕さんにお参りして代表して感謝を受けとってもらうことにします。
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