古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

竹を切り上がって頂上に到達しました。

2011年02月19日 02時13分16秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは一日中竹切りに精を出しました。去年のように一日に100本は切れませんでしたが。なにしょろ足場のわるい急な斜面ですから。それでも今年、竹薮開墾の一番すすんだ日にします。写真を見ていただくと、下から切り上がって上の竹が折り重なっているのがわかります。これを頂上に引っ張り上げて切り分けるか、あるいはその場で数メートルにして、どこかにしまわねばなりません。
 その作業の大変さを思うと、切り倒す意欲が鈍るのでとにかく頂上まで切り上がるのを目標にしてひたすら切りまくったのです。写真では頂上の左寄りにまだ何十本か竹が見えますが、これは朝撮った写真です。その竹を切って、ブランコが家の窓から見えるようになりました。それを撮ってアップしようと思いましたが、もう暗くなりかけていたので後日見てください。
 写真中央の倒れた竹の下にシイタケの原木置き場があります。上に竹が折り重なっていますが、いまもシイタケが出てきますのでなるべく早く竹を片付けます。
「それにしてもよく切り上がったなー」と自分で感心して眺めています。去年は、はじめは頂上までの竹を全部切ることは考えてませんでした。少しずつ切っていくうちに「とにかく頂上まで道をつけよう」と思い、そのうち「周回山道にしよう」ともう一本山道を切り上がり、作業をすすめるうちに「周回でなく二つの山道の間の竹を全部切ってオープンスペースにしよう」と気持ちが拓けていきました。今年ははじめからオープンスペースを倍に広げようと竹切りにとりかかったので、しんどかった。
 替え刃式の木工用鋸刃を使っていましたが、コーナンなどで売ってる三枚800円ほどの刃は竹を切ると一日で鋸目が欠けてきます。上等の鋸刃にしても竹が刃を噛んでしまえば同じです。そこで先日ホームセンター・ナフコに行ったときに made in Japan の竹切り鋸を買ってみました。これがなかなか具合がよくて、三日使っていますがまだよく切れます。(ただしもう一本買った安いほうの竹切り鋸ははじめから切れませんでした)道具がいいと仕事の出来がちがいます。
 三月になると畑仕事に手がかかるようになるので、二月中に竹薮を整備します。クヌギやコナラの枝先がふっくらしてきました。オープンスペースにはシロハラ、カケスなどの野鳥も見られるようになりました。間もなく、毎日ナワバリを主張しているジョウビタキはカムチャッカに飛んでいき、ウグイスの初鳴きが聞えるでしょう。寒い冬でしたが春の足音が聞えます。
 
コメント (1)
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