古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

松明をゲットできませんでした。

2011年02月06日 23時44分23秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは昼の食事をすませてから、孫たちの一家と勇躍『蓮花寺』の『鬼踊り』見物に出発!
 カメラは道子さんに渡し、ぼくはビデオを撮りました。実は「ビデオを買うのはやめる」とブログに書いていましたが、その後買ってしまいました。旅をしたり祭りを見たりしたとき、写真では動きが伝わらないし、以前 DVD テープで撮った旅のビデオを見て「やっぱりビデオは見るのがたのしい」と思い直したのです。いまのビデオはきれいに写るし、撮影は簡単にできると感心しています。
 さて蓮花寺に着いてみると、もう車を止めるところがないほど。それでもなんとか止めて本堂に行ってみると人がいっぱい。撮影はちょっとだけにしてビデオカメラは肩掛けカバンにしまい、松明ゲットに備えました。去年はみんなで三家族分の松明をつかんだので、今年はおじいさんも一本くらいはゲットしようと手袋をはめ、松明投げを待ちました。
 ところが待ち構える場所がわるかったようで、今年はどの鬼も中央の群集に投げています。そのうちこちらに投げてきそうな気がして鬼の踊るたびに構えましたが駄目でした。結局三家族で一本だけ。仕方がない。我が家の裏山で松明をつくってくすべ、それを撒いて拾うことにします。だれか負け惜しみで「世の中八百長ばやりだし、今年の鬼は松明撒きで八百長したな」とぼやいてました。
 次は餅撒き。これはしっかりキャッチしようとカバンを空にして構えましたが、そんな甘いものでなく、餅が飛んでくると押されてよろよろ。一つもゲットできませんでした。カバンでなく手でキャッチすべきでした。あるいははじめから地面に落ちたのを拾うつもりで構えたほうがよかった。それでもみんなで拾った餅は一人一袋ずつありました。(紅白の餅がビニール袋にセットされていました)
 家に帰ると、孫たちが「裏山の上にお墓つくったからお参りして」とたのみます。あの子たちが「お墓」というのは「拝むところ」ということです。萌ちゃんや大志くんに「畑に農業繁栄のお墓をつくったから拝んで」とたのまれたこともあります。そういう遊びをする時期でしょうか。おじいちゃんとおばあちゃんは途中で一息入れながら裏山にのぼり、拝んできました。
 そういえばあの孫たちは、田舎のおじいちゃんおばあちゃんのところに来ると、裏山の祇園さん・愛宕さん、西中の山の龍神さん、大将軍神社、衣笠神社、篠原神社、あるいはお大師さんの祠、お地蔵さんの祠、と散歩を兼ねてよくお参りに連れていきました。「拝む」のがどんなことかわからなくても、大人が「拝む」姿を見て、子どもは子どもなりになにか感じるのでしょうか。
 ふだんえらそうにしている大人が、真剣に頭を下げて拝む姿を子どもに見せることは、きっといいことなのでしょうね。
 
 
 
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今年は雨が少ないかもしれません。

2011年02月06日 05時34分38秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 大阪の一月の降水量は0,5ミリです。このあたりもまったく雨が降りません。あちこちのため池も水位がぐっと下がっています。先日、高速道路を走り神戸の呑吐ダムの斜張橋を通ったら、見たことのないほど水が減って湖底が見えそうでした。
 乾燥注意報が連日出され、土手の草もよく乾いており、例年より早く土手焼きが行われています。写真は先週の日曜日に土手焼きをしたうちの村の田んぼです。そのむかし、お坊さんが人柱になって築いたと言い伝えのある福地池の堰堤も向うに見えます。どの土手も「よく焼けたね」とほめたいほどしっかり焼けています。
 2月の役員会で、水利組合から「今年はため池の水位が下がっており、菜種梅雨もないかもしれないし、水不足になることが予想される。節水につとめてください」と言われている報告がありました。こんなにカラカラだと畑に水をやったほうがいいかなと思っています。気温の上がったときに少しだけやってみます。
 2月1日のブログ『緑台を掃除する人』の写真を見られて『ノッペ』さんという方がコメントをくださいました。 …… 「寒そうですが雪がなくて綺麗な風景ですね」  
 エッ? 「ノッペ」をクリックしてブログをのぞいたら、能登半島・輪島の上田農園で野菜をつくっておられる方です。 …… そうか。いま日本は冬で、年末に大雪が降って根雪になり、道も田んぼも雪におおわれているんだ。 
 2月6日・日曜日は近くの蓮花寺で節分の『鬼踊り』があります。我が家は娘たちの二家族がやってきて松明(タイマツ)を拾うのが恒例になりました。三年前の松明拾いで穴のあいてしまったコートを、「松明拾い専用コート」として着込み、今年も体を張って頑張ります。(娘たちが。ぼくは見物します)
 須磨水族園の「ピラニアの餌やり」は一瞬のハヤワザでよくわかりませんが、鬼が踊りながら松明をばら撒き、それを拾う人間の迫力は、あのピラニアに負けていません。今年は松明をゲットできるでしょうか。
 
 
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