古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『日本の独立』を読んでいます。

2011年02月20日 01時06分41秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 2月8日の朝、散歩のときに撮った蛇ガ池から福地池方面の写真です。我が家の裏山も西中の山も木の芽がふくらんで、寒くてもどこか春めいてきました。
≪現在の日本の政治≫なんかに心わずらわせるのは田舎暮らし志向の老人には似合いませんが、あまりひどい状況なので黙っておれません。夜中に起きてネットをのぞいてみたら、そんな日本の政治状況を心配して書き込みしている人がいっぱいいます。
 国家権力や政府が武力や御用マスコミでいくら押さえ込んでも、中東では民衆が立ち上がり、国家権力を追い詰めています。「インターネット」で情報交換をしながら。
『日本の独立』(植草一秀著・2010年12月刊行・飛鳥新社)がベストセラーになり、広く国民に読まれ、その衝撃の波がネットを通じてじわじわと広がっています。その本を隣町の東条図書館で借りていま読んでいます。(居住地に隣接する市の図書館では本を借りることができます)
 夕方のテレビでニュースなどは見るほうですが、それにしても生命保険のコマーシャルが多い。日本にも保険会社くらいあるだろうに外国の保険会社のコマーシャルばかり。ダイレクトメールで送ってくる保険案内も外国の保険会社ばかり。小泉(純一郎)・竹中(平蔵)は抵抗精力を排撃して規制緩和をして、日本になにをもたらしたか。
 むかし厚生大臣をしていた頃は、菅直人をもう少しましかと思っていましたが、どうしようもない人だとわかりました。そういえば村上龍の小説(中学生が反乱を起こすという話)を取り上げて国会で教育のことを質問したのは確か菅直人でした。「実にくだらんことをする」と思いました。信念や情熱に裏打ちされて質問するのでなく、時流におもねてわけのわからんことを質問し、点数を稼ごうとするパフォーマンスに嫌気がさしました。
 それでもその後反省して(頭を丸めて四国遍路もしたことだし)国民のためになる政治を目指すのかと思ったら……。あーあ。
 さて植草一秀という名前を聞いただけで「あー、あの痴漢まがいのことをした……」と思われますか。そう思われるとしたら国家権力とマスコミ(『マスゴミ』と呼んでいます)のやり方が功を奏しています。彼にそんなレッテルを貼り、彼がいかに正論を言おうと、国民が聞く耳を持たない状況をつくり出すことに成功しているのです。
『日本の独立』がベストセラーになり、対米追随を断ち、いまの日本がすすむべき道を示しても、マスコミは無視しようとしています。大きく取り上げることはしません。でも「いまの日本にはネット社会がある」。
 愛知では民主党も自民党も知事や市長の選挙で敗れました。地殻が動いています。それなのにマスコミはいつまでも『小沢叩き』の旗を振り、菅は総理のイスにしがみつこうとしています。
 言いたいことがまとまりませんが、とにかく『日本の独立』の書評をネットで見ください。そしてこの本を読まれることをおすすめします。 
コメント
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