古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

また「枕を高くして」寝ることになるのか。アーア!

2021年09月04日 21時15分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 全米オープンは2週間にわたる試合がつづきます。しかし、大阪なおみは3回戦で負けてしまいました。2週目に残れませんでした。すんでしまった試合のことは、どうしようもない。
 でも、なー。去年の全米オープン/今年2月の全豪オープン/とつづいて優勝したときは、「次は全仏オープン優勝だ!」と心待ちにしました。それがうつ病をカミングアウトして、2回戦で棄権しました。ウインブルドンはショックで不出場。「そうか。ではオリンピックで優勝しよう!」と応援の気持ちだったのに、3回戦で負けてしまいました。
 そして全米オープン。一回戦は新聞に「快勝!」と書かれました。2回戦は相手の棄権による不戦勝。そして3回戦は若い子で初めての対戦でした。まさか負けてしまうとは。
 錦織圭のほうはなかなか調子が上がらないので、大阪なおみの応援のほうに気持ちが入っていました。それだけにショックが大きい。
 一週間目で「枕を高くして寝る」羽目になってしまいました。
 次は来年1月の全豪オープンです。それまで長いなー。DAZNでは、大阪なおみの試合をライブで見られます。でも彼女が試合に出るかどうかわからない。出てもすぐ負けるかも。そんなものは見たくない。一度はDAZNに入って夜中にパソコンで試合を見てましたけど、いまはやめてます。今後の活躍によって、また考えます。 
 やっぱり試合をつづけていないと、気持ちのコントロールがむずかしいんだ。彼女は試合を休みすぎた。第一線の選手は、ずっと試合をつづけなくてはたたかう力が落ちてしまうんだ。
 グランドスラムで優勝すると2000点もらえます。去年、大阪なおみは2000点もらいました。今年は3回戦敗退ですから130点。2000点返して130点もらう。世界ランキングも大きく下がります。仕方のないことですが。
 日本のテニス選手がグランドスラムを制する。そんな時代に生きてしあわせですが、このしあわせを、もう少し長く味わいたい。

 このブログに「テニスで大阪なおみが負けた残念な気持ち」を書いたあと、気持ちを静めるために散歩に出ました。田舎の自然の景色を見て、福地池を一周する散歩です。雨が降りそうで降らない天気の道を、ゆっくり歩きました。家に帰ってから、パソコンの〈you tube〉でいろんな音楽を聞きながら〈漢字ナンクロ〉の問題をして、気をまぎらせました。
「全米オープンを心待ちにして、練習を積み、備え、負けて口惜しい」という気持ちは、本人が一番つよいだろうな。23歳の女の子が、どうしようもない、なんともいえない、こころを、あつかいあぐねているだろうな」と思うと、いろんな負けた人の思いが、真実味をもってせまってきました。「阪神が負けても、オリンピックの競技で負けても、錦織や大阪が負けても、みんな、その気持ちをかかえて、生きていくしかないんだな」と思います。ぼくも、残念な気持ちを、無理に消そうと思わないで、そのままかかえて、生きていくことにします。
コメント
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