篠山は歴史が息をしている町です。田舎の風情も城下町の情緒も、いまだ新鮮に息づいています。
きのうは『お菓子の里丹波』の奥まった洋館で、音楽会がありました。
あの洋館には行ったことがあります。まわりの自然によく似合う洋館で、窓辺の珈琲が心に残りました。ときにテレビのコマーシャルで「洋館でチェロを演奏している場面」を見ることがあり、「いいな」と眺めていました。
先日、その洋館で音楽会があることを知り(「シューベルティアーデたんば2019」の催し物の一つ)、直前にチケットを入手できました。
久し振りの篠山行き。たのしみです。
篠山は1995年4月~1997年3月の2年間、乾新町のアパートを借りて暮らした町です。この2年間、町と周辺の田舎をいっぱい訪ね歩きました。夜、蛍を見に出掛けたり、応募原稿を書き上げて『観音湯』に入りに行ったり。いまの「田舎暮らし」の原点です。
まず住んでいたアパートを外から見ました。24年前のまま。つぎに行ったのは『車塚古墳』。ここではじめてヌートリアという生き物を見ました。夕暮れの古墳の濠で悠々と泳いています。あの動物の物静かな風貌が哲学者のようで、すっかり魅せられてしまいました。(いまはちがう)
お昼になったので細工所(町の名前)の農協のレストランで食事をしようと寄りました。数年前、田舎風のバイキングを食べた店です。しかし3年前に閉店でした。
お昼で空腹になったし、市街地のほうに戻ろうとしたら「雲部小学校」の前に「ランチ」と旗が立っています。閉校でレストランになっているのか。
職員室がレストランになり、学習机と椅子はそのまま使います。窓は昔の鉄枠にパテでとめたガラス。校庭には校歌の歌碑がそのまま。ほぼいっぱいのお客さんです。から揚げランチを食べました。
演奏会は珈琲とケーキ付きです。ステージ前のテーブルでヴィオラの演奏を堪能しました。ヴィオラの音は「たましい」の深いところに響きます。
行ってよかった。素敵な一日でした。
きのうは『お菓子の里丹波』の奥まった洋館で、音楽会がありました。
あの洋館には行ったことがあります。まわりの自然によく似合う洋館で、窓辺の珈琲が心に残りました。ときにテレビのコマーシャルで「洋館でチェロを演奏している場面」を見ることがあり、「いいな」と眺めていました。
先日、その洋館で音楽会があることを知り(「シューベルティアーデたんば2019」の催し物の一つ)、直前にチケットを入手できました。
久し振りの篠山行き。たのしみです。
篠山は1995年4月~1997年3月の2年間、乾新町のアパートを借りて暮らした町です。この2年間、町と周辺の田舎をいっぱい訪ね歩きました。夜、蛍を見に出掛けたり、応募原稿を書き上げて『観音湯』に入りに行ったり。いまの「田舎暮らし」の原点です。
まず住んでいたアパートを外から見ました。24年前のまま。つぎに行ったのは『車塚古墳』。ここではじめてヌートリアという生き物を見ました。夕暮れの古墳の濠で悠々と泳いています。あの動物の物静かな風貌が哲学者のようで、すっかり魅せられてしまいました。(いまはちがう)
お昼になったので細工所(町の名前)の農協のレストランで食事をしようと寄りました。数年前、田舎風のバイキングを食べた店です。しかし3年前に閉店でした。
お昼で空腹になったし、市街地のほうに戻ろうとしたら「雲部小学校」の前に「ランチ」と旗が立っています。閉校でレストランになっているのか。
職員室がレストランになり、学習机と椅子はそのまま使います。窓は昔の鉄枠にパテでとめたガラス。校庭には校歌の歌碑がそのまま。ほぼいっぱいのお客さんです。から揚げランチを食べました。
演奏会は珈琲とケーキ付きです。ステージ前のテーブルでヴィオラの演奏を堪能しました。ヴィオラの音は「たましい」の深いところに響きます。
行ってよかった。素敵な一日でした。