3日毎の 夕食の食事介助に施設に行ってきました。
ここしばらく 2ヶ月以上 妻の笑顔を見てなかった。
いつも 眼は虚ろで 私にピントが合ったことがなかった。
面会時間中 (45分間) 無表情だった。
が、今日は 対面して直ぐに視線を私に向けた。
ピントが合っているのが分かった。
今までの無表情と違って 明らかに 「表情がある」 と言える少し微笑を浮かべた
以前の妻のとりえの笑顔を思い出させた。
また 私を見つめて何かを訴えるのではなく 話しかける様に唇を動かした。
少し小さな声が出ているようだった。
私は何を言っているのか解らなかったので ただ 「ウン・ウン」 と相槌をうつしかなかった。
今日は 体調が良いというか機嫌が良かった。
毎日 今日のような好調子が続けば 認知症が改善されると思いますが
翌日はガクンと調子が悪くなります。
今まで 幾度となく期待を外されています。
一時的にせよ喜ばせてもらいました。
認知症は本当に不思議な病気だと思います。
追記
〇耳が全然聞こえない人がいます。
話しかけ質問すると その質問の答えを声を出して話すのは一体どういう訳か?
〇聾唖者がいます。
こちらが言葉だけで 身振り・手振り無しで話すと 解ったように身振り・手振りで
答えるのはどういう訳か?
全然言葉を発しない認知症の人でも こちらがとにかく話しかければ声を出して
答えられないが言ったことは頭に入っているようだ。
私はこの様に思ってます。