妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

夕食・食欲があったのはおかずのせいだった

2012-10-02 21:51:55 | 認知症介護

今日は 黄色の菊ばかり無造作にぎっちりさしてあった

今日の夕食介助。 

前回は45分の食事介助の間 一度も目を開けなかった。

今日こそは目を開けて笑顔で迎えてもらえると期待はあったが・・・?


テーブルを8人で囲んで夕食を待っていた。

妻だけ1人目を瞑っているではないか・・・。


ある程度予想はしてたが身体中の力が抜けてしまった。

職員さんは 「ほんの今まで目は開けていたのに!!」 と言いました。


職員さんは すかさず耳元で 「お父さん来ました・・・っ」 と2度ばかり声をかけると

目を開いた。


私は 妻の首や肩をマッサージすると眠気が覚めたように目はぱっちり開いたのです。

食事が来て いつもと同じくスプーンで食べさせると快調に食べ終わった。


いつもより15分早く食べ終わった。

他の入所者さんは と見ると皆さん全員食べ終わっていた。


原因分かりました。

おかずのせいだった。

とろろ とマーボ豆腐のようなものが出た。

ごはんにとろろをかけて呑み込むように食べたからだった。

マーボ豆腐も食べやすかった。

笑顔は見られなかったが表情は生き生きとしていた。

食事中ずーと目の前にある菊の花から目を離さなかった。

  みどり の天然の色を見るのは認知症の人には脳を活性化すると

聞いたことがあります。


私も    の原色を見つめていると何か気分が落ち着きます。