妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症の度合いとは?

2012-10-16 21:42:35 | 日頃気になること

妻の認知症は 軽度 中度 重度と枠を作れば重度に入るが、具体的に重度の定義はあるのか・・・?


妻は現在要介護5で全介助。

話すことが出来ない。

声を発しない。

夫である私を認識出来ない。

妻は重度の中でも最重度だと思う。


家族会などで要介護者の紹介をするとき、妻はアルツハイマー病で介護度5 全介助と述べても、

私と同じ境遇、体験した方は、全体像は見えないと思う。

要介護5でも歩行出来る者 会話の出来る者もいます。

大半の患者さんは食事は自力でします。


講演会などで介護の仕方次第でいつまでも進行しないように受け取れますが、

アルツハイマー病に関しては 発症から妻の場合は6~7年で重度に移行しました。


また講演会などで私が知りたい重度の解説がほとんどない。

私のような介護者はこの重度の情報が欲しい。


また重度と軽度とでは、介護者の視点が全く違う。


介護者同士の情報交換。

要介護者が重度に移行してしまうと、重度要介護者の介護者同士の情報交換は少なくなって、

ただ顔を合わす、少しの会話だけでお互い慰められ安心します。


お互い真心が通じ合うからだと思います。

認知症の方に対しても思いやりの心で接すれば心は通うと信じてます。