妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

何も持てない右手がせんべいを持って食べた

2012-10-05 23:04:53 | アルツハイマー型認知症

夕まずめ水面が鏡になりました。

めったに見られません。飛行機が飛んでいたら良い絵になったのに・・・・!!

福島空港に着陸するときは目の前をゆっくり低く飛んでます。

多分水面には映らないと思う。


10月5日

施設に食事介助に行ってきました。

最近 元気がなく無表情だったり 面会時間中 目を瞑ったままだったりで、対面しても気分が重かった。

目は開いていたが私を認識できなく視線は外れていた。


職員さんが 「旦那さん来ましたよ~~っ。。」 と言っても全く反応なし・・・。

アルツハイマー病ゆえに仕方がないとは なかなか理解できないでいます。


今日もまた 僅かの笑顔も見られないのかと落ち込んでいた。

ただ食べさせるだけか と気落ちしていた時です。


別の職員さんがカメラを持って あしばやに私のところに向かってきました。

「昨日奥さんの動画を撮りました」 と言ってデジカメの動画を再生して見せてくれました。

職員さんの報告

注・・・妻は自ら手に持って何も食べません。全介助です。

平成23年10月31日に おにぎりを右手に持って食べたのです。

その時の写真があります。

その後何回か自ら手に持って食べたが持たなくなって久しかった。

昨日奥さんはおやつにせんべいを食べました。

前におにぎりを手に持って食べた時と同じに自分で手に持って食べました。

「デジカメで動画で撮りました」

と、この職員さんは言いました

 

見ると おにぎりを持った時と同じに右手で せんべいを食べてます。

この職員さん 動画で撮るとは粋な計らいです。

この動画コピーして私の写真館に保存します。

帰りの足どりは軽かった