妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

重度のアルツハイマー病の妻8年前の今日は

2013-03-02 20:45:40 | 介護の回想

アルツハイマー病の妻 現在要介護5 全介助で老健に入所しています

3日毎に夕食の介助に通ってます・・・無表情で意思の疎通は出来ません


夕食をスプーンで食べさせていると 自力で食べていた頃を思い出す。

8年前 特養のデイサービスを利用していた時の連絡帳を開いてみた。


平成17年3月2日(水)

昼休み いびきをかいて ぐっすり休まれています・・・

昼食時「おかわりしますか?」と、お聞きすると大抵「じゃあ、いただきます」とおっしゃって

召し上がられます。


こちらでは食欲おう盛です。

この施設からの便りを読んで この場の情景が目に浮かびます・・・

会話の声が聞こえてくるようです・・・!


今では 私なら3口で食べれる位のご飯 おかずと一緒ですが45分もかかります。

この間無言です。声が出ないのです。両手は力を入れて握ったままです。


アルツハイマー病 発症まで20年かかってアミロイドβなる物が蓄積されて・・・

と言ってましたが発症からの進行が余りにも急激です。

今の私は  とにかく毎日時間をかけても完食してもらえれば、それで良しとするしかありません。

近頃アルツハイマー病は治療方法はないと思うようになった。

BSプレミアムの「人類の宿命アルツハイマー病に挑む」をみて この宿命という意味が

治せないと言う意味にとれるのです。

私は夕食の介助 毎回完食してもらうことに専念します。