妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症初期の自立出来ていた頃(8年前要介護2)

2013-03-03 18:10:45 | 介護の回想

アルツハイマー病の妻 現在要介護5 全介助で老健に入所しています

認知症初期の まだ自律出来ていた頃の記録です…要介護2


妻の認知症は 初期の段階で それ相応の見守りがあれば自立出来ていた。

デイでも 食器洗い・洗濯物たたみ・雑巾縫い など自分から進んで飽きないでやっていた・・・

しかも、手先が器用だと記されています。


このころ、急激に症状が悪化した事象が連絡帳に記されています。


昼休み中 起き出し「厨房に行ってくる」と廊下へ出て行き隣の部屋の職員に財布を見せ

「どうしていいのか・・・?」と、質問していた。


何をしていいのか分からないという様子が多くなり、こちらで声をかけても耳に入らないようです。

連絡帳から


急激に、今までゆっくりしていた行動がせわしく動くようになり 表情もこわばってきた記憶があります。


ストンと症状が進んでいった時期だった。


初期の頃、まだ、少しおかしいなと思っていた頃は ゆっくり症状が進んでいったのが1日で、

何か月分かストン・ストンと階段を下りるように悪化して これから4年後の平成21年の正月には、

車椅子使用になり食事は一部介助になった。

自分で箸を持てなくなった

スプーンもうまく使えなくなった

会話は普通に出来ていた


平成23年の正月には片言もしゃべられず声も出なくなった・・・

まだ笑顔は見せていた。


介護者は認知症の理解が必要だと言われていたが 何を理解すればいいのか

手の付けようがなく

ただ見守っているだけだった