曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

ツバメに賃貸中(^-^)

2020-05-23 | あれこれ

冷たい雨が降り続き、これでは洗濯物が乾きそうにない・・・といつものランドリーに乾燥かけに出かけました(ランドリーでの乾燥はふっくらフワフワに仕上がってかなり好きです)。 行って見ると、何やら入り口近くに緑色のコーンに囲まれて、立札が・・・ そこには「頭上注意」「ツバメ賃貸中」と(^○^) 

今年も来たのね、ツバメさん。 去年はあっという間に姿が見えなくなってしまったけれど・・・と、見上げる屋根の下の蛍光灯横に、よくできたツバメの巣がありました~~ 雛の顔は見えませんでしたので、目下抱卵中なのかもしれません・・・

昔は、ツバメが巣を作る家は縁起がよいと言われ、歓迎されていましたが、最近はフン害で、迷惑がられることが多くなってきました。 田んぼに囲まれているこの地域に越してきた30年ほど前には、住宅地の多くの家にツバメがやって来て、巣作りをしている姿がよく見られました。 ところが、玄関の入り口の天井に作られると、困るから・・・と作りかけの巣を下に落としてしまうお宅が増えてきて、徐々にツバメは姿を見せなくなりました~~

そんな中、ランドリーのオーナーご夫妻が久々に訪れたでツバメを可愛がり、立ち入り禁止地帯を作り、ほんわか看板まで作って、ツバメ一家を温かく見守っています。洗濯物を持ってきた人々も、入り口前で上を見上げ、ニコニコ顔でしばしツバメの借り家の様子を見ています。 そこには、ゆったりした時間が流れていました~~

 

 

こんな詩はいかがでしょう・・・

 

おつかい

 

つばめ つばめ

どこへ おつかい?

郵便局の軒下から

いそがしそうに飛んで行くつばめ

 

よっこちゃんも おつかい

パン屋さんへは

信号のある道を とおまわり

八百屋さんへは

カキネの小みちをぬけてゆく

 

パパのだいじなお手紙は

ポストの底に落ちる音まで

たしかめて・・・

                  高田 敏子

 

コロナのための緊急事態宣言解除が、あともう一歩で全国に広がるところまで来ました。 これからは新たな生活の仕組みが模索されていくことになる・・・とは専門家たちの意見ですが、この経験をきっかけにして良い方向に進んで行って欲しい、と願っています・・・  一息ついて、ゆっくりと・・・

コメント (12)