曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

なにか面白いことないかなぁ・・・

2020-05-24 | 絵  ②スケッチ

昨日迄続いたうすら寒い雨模様の日から一転して良いお天気になりました。 庭では頭に可愛いリボンを付けたフレンチラベンダーがそろそろ終わり近くなってきて入れ替わりに、イングリッシュラベンダーがツンツンと花穂を伸ばしてきています。

フレンチラベンダーを描いたし、お天気もいいけれど、なんだか面白くない・・・ それで所在なく、何気にスケッチ始めた頃の絵をパラパラ眺めていました。 見ているうちに、我ながら可笑しくなってきてしまって・・・)^o^( 大笑い。

N教室に通っていた頃、先生から「お笑いの〇〇さん」と呼ばれて、大いに気を悪くしていた頃がありました。 自分では一生懸命に描いたのに、なぜかニヤニヤされてしまう~~ 『頑張って描きましたね』とは仰っていただきましたが・・・ 

そして、入門して間がない頃に描いた下の絵で、「お笑いの〇〇さん」が定着したのです

スケッチのために根津の路地を歩き回っていた時に出会った可愛い女の子! なんとお酒の段ボールを被って歩いていたのです。 その無邪気で子供らしい姿に思わず、コレダ!!と。 今なら女の子の表情をもっと可愛く描けるのですが・・・当時はこれが精一杯。  それでも、自分では可愛く描けたと大満足してたのです(^_-)   

そして、「お笑いの〇〇さん」の他に「段ボール娘の〇〇さん」とも言われるようにもなっていました。

 

これは、浅草合羽橋の道具街入り口に立つ、ジャンボコック像です。 「オー!! 何とも大胆な広告!」と素直に驚き、良いモチーフに出合えたと大喜びで描いたのでした~~  

 

この絵は、大きなお寺さんの枯葉掃きの、お坊さんたちの一心不乱の様子です。 真面目にお勤めしていらっしゃるのですが、枯葉をかき集めておられる姿が面白い・・・と描いたものと思われます。

今なら、絵を見てニヤニヤされるワケがよく分かります 目の付け所が人とはチョッと違うのです。 美しいものとか、心に響く光景とかではなく・・・どこかユーモラスな光景にピントが合ってしまう・・・ その上、幼稚な技しか持ち合わせていないので、絵としては可笑しさだけが目に付いてしまったのでしょう・・・ 誰よりも真面目に取り組んではいたのでしたが(ホントか??)

この頃から、10年以上経ちました。 今では「お笑い」を卒業?したつもりでおりますが、どんなものでしょう? 絵を描く楽しさは当時も今も変わっていません

そろそろ、真面目に日本画を描こう!と言う気になってきました~~ 長々と可笑しな絵にお付き合い頂いて有難うございました。

コメント (24)